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あらっ、いつの間にか結婚して、おまけに子供まで。でも人と人を繋ぐのは変わらず。ご隠居は亡くなり、困り事の解決にはチョッともたつくけど、お瑛を思う身近な人達の知恵と行動力で無事解決。次はどんなことが起こるのやら。成次郎の過去とは?次回がとても楽しみです。
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202309/お瑛の変化に、あれ?途中巻読み飛ばしてた?と思ってしまった笑。お加津絡みのあれこれは好みじゃなかったし共感もできなかった。それにあんな理由で首にしといて私が奉公人だったら信頼されてなかった悲しさで戻りたくないけどな~。
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何でもかんでも〜が言うのがルーティンだから、なんか変な感じがするし長太郎にご隠居にが亡くなってなんだかな〜その分旦那に息子に登場する増加してるけど。お加津があんな風に腐るとはな〜でも本音を吐くのは大事だと思う言う相手さえ間違えなければ。どんな解決法なるんだろうと思ったら江戸っ子の粋が出る終わり方、でもなあ後半の圭太の気持ち悪さだけが読み終わって残るってどうなん 次回は成次郎の謎の部分が出て来るのかな あと辰吉と結婚するなと思ったら、あと清吉がでんっ
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4
シリーズもの。兄がフグ毒であっさり死んでびっくり!と言うのは覚えてたけど、そのほかは全部忘れてて思い出せず。さらにあれから数年経ってて兄の子供は五歳になってるわ、お瑛は所帯をもってるわで、訳がわからんな。一冊通しての事件と今後につながる謎、章ごとの話など構成は好き。なんせ話の展開が早くて助かる。
シリーズの発刊が遅いと前の話を思い出せないのが難点。
夫の成次郎は初めて出てきた人?
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現代で言う百円ショップ、何でも三十八文で売る〈みとや〉を営むお瑛の物語第四作。
他の方のレビューにもあるように、お瑛がいつの間にか結婚して息子もいることに驚く。また間違えて一作飛ばしたのかと確認したが、そうではなく前作から八年後という設定らしい。
息子は兄と同じ長太郎という名前で、彼と同じく大らかでちょっと落ち着きがない。だが優しい子のようだ。
そして夫は成次郎、兄と同じく仕入れ担当。兄の友人・寛平の薦めで結婚したらしいが素性は明らかではない。何か訳ありらしい。だがこちらも優しい人であることは同じ。つまり息子・長太郎は父親似なのか。
前作から八年後ということでお瑛の周囲もいろいろ変化がある。まずお瑛兄妹を支えてくれた森山家のご隠居が三年前に亡くなっていた。菅谷直之進とお花夫妻の娘・花甫は七つになり、長太郎と仲が良いらしい。
直之進の息子・直孝は父親の手習い所を継いでいる。
そして商売の方では、たくさんあった三十八文屋の多くが姿を消し、お瑛はこの商売に行き詰まりを感じ始めている。
この第四作の主な内容としては、お瑛が思いついた〈みとや〉の新しい商売の行方と、お瑛兄妹を長らく助けてくれた料理茶屋〈柚木〉の女将・お加津の変化だ。
新しい商売とは何かを売りたい人と買いたい人との仲介業。古道具屋ではなく、売りたい人が大切にしてきたその品物の価値を分かってくれる人に売るという、なかなか難しいものだ。さて上手くいくのかどうか。
そしてもう一つお加津についてだが、こちらはかなりハラハラさせられた。女一人で長年料理茶屋を切り盛りし、お瑛が母のように頼りにしていたお加津が圭太という男の登場ですっかり変わっていく。実際にもありそうな話なのだがお瑛にとっては心配で堪らない。そしてお加津の心に真に寄り添ったのが自分ではなく圭太だったというのが更に堪らない。
この話の行方は気になって仕方なかった。結末はともかく結局圭太という男の不気味さだけが印象に残った後味の悪いものだった。
シリーズとしては前作のレビューでも書いたが、ある人物の退場にいまだ納得できていない自分がいる。
あれは必要だったのかどうか。第二シリーズともいえる今作も悪くはないが、やはり〈みとや〉シリーズはあの人あってお瑛のキャラも生かされてくるというところがあったのになぁと残念に思ってしまう。今更だけど。
みとや・お瑛仕入帖シリーズ一覧
※はレビュー登録あり
①「ご破算で願いましては」
②「ご弁の秋花」※
③「はしからはしまで」※
④「江戸の空、水面の風」※本作
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【収録作品】三つ揃って/さわりのゆらぎ/傍目八目/風を鎮める/残り蟬/鏡面の顔
いつのまにかお瑛が結婚していて子どももおり、前作から急に時間が飛んでいるので、1作読み飛ばしたかと思った。が、解説を読むとそういうわけではないようだ。
お瑛の夫の成次郎はなかなかいい人だが、何か秘めているようなので今後が楽しみ。
今回のキーパーソンである圭太が不気味。名前が出てきたところからすでに不穏なのだが、案の定である。わかっていても騙されたい心の隙に入りこむ人間はいつの時代もいるのだろう。くわばらくわばら。