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久しぶりにホラー小説を読みました。話題のようでしたので興味本位で読み進めていましたが、あっという間に読み終えてしまいました。断片的な情報から徐々に真相が浮かび上がってくるようになっており、続きが気になる構成でした。8月に書籍化されるとのことですが、編集が加わるのかそのままで出版されるのか楽しみです。
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カクヨムというサイトに掲載されているものが書籍化されます。友人のススメで読み始めたらどっぷりと夢中になりました。現実的な非現実感が大好きなので、身近な場所で起きているかも…と想像すると怖さが増して最高でした。もう一度読むのが楽しみです。都市伝説が好きな方にオススメ。
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止められなくて一気読み!
細かいネット怪奇の記事の集まりなのだけど、それが積み上がって一つの話として少しずつ見えてくる感じが、自分でネットを深堀していって真相がみえてくる感じに似ていて 、どんどん読み進めてしまう。
最後のほう鳥肌たった!
書籍化予定なんですね。カクヨムで1記事ずつ読む形式が、内容にあっててまたよかったと思ったけど、本なら画像も入れられるだろうし、また違った怖さがでるかな。
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カクヨム投稿時から拝読。
オカルト関係の編集者がある近畿地方のある場所についての怪異の真相に迫るモキュメンタリー。
過去の資料を漁るとよく頻出する心霊スポットが浮かび上がってくる。そしてそこにスポットを当てて調べると共通項が出てきて…というように、読み手すら巻き込んで話に惹き込んでいく独特の気味の悪さ、違和感が最高にゾクゾクする。雑誌の特集やネット上の書き込み。また編集部に届いた手紙などを参考に読者共々考察を余儀なくされる。
徐々に全貌が見えてきたところで、後で「あれはこうだったのでは」「~だからこうなったのでは」と言うように終わった後もスッキリしない終わり方。そこにも各々が独自の解釈に着地して物語を締めくくる余地がある。
書き手は雨穴か梨氏ではないかと言われているが、小沢君はもうこの世にいないことは確かなのかもしれない。
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この本に収録されている様々な形式の文章は、オカルト雑誌に掲載する特集のために、ライターの私と、編集者で友人でもある小沢くんの手によって収集されたものです…
色んな文章を使って真相に辿り着くんだけど、ちゃんと怖い。袋とじとかよく考えるなー。
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カクヨムにて読了。怪異の描写も気持ち悪く、ホラーとしてもしっかり怖い。謎解きとしての要素もあり考察しながら読み進められる。
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短い文章の連なりなのでサクサク読めたし面白かった。しばらく家の暗い場所とか鏡が目に入るとゾッとしてしまうと思う。
袋とじの写真は文章の方が怖く感じたものもあった。
信仰対象がニセモノだとしても抱いた信仰心が強い人は死んだ後に念みたいなものが強く残るみたいなくだりがなんか説得力あるし怖い。
最終的にジャンプ女もまさるも可哀想だなあと思った。楽しんで読んだけど、ホラーコンテンツってその怪異を辿るともの悲しいんだよな…
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ネットの書き込みとか、インタビュー書き起こしとかの文体や、情報の散りばめ方は上手い。袋綴じも含めて、なるべくネタバレされない旬なうちに楽しんだほうが良い本。私には、袋綴じは蛇足に感じられたけれど、付いてるだけで禍々しさが上がる呪力バフアイテムみたいなものだと思う。
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こういう作品をモキュメンタリーホラーというそうだ。
同じはなしを角度をかえて執拗に描いている怪談小説。
あくまでも近畿地方のある場所はどこなのかはっきりさせず数個の●で表されていて読み手はどこやろって地図を拡げたり、するんだろうか?
ワタシはしませんでした。
ごめんなさい。
途中くらいからなんとなく何が始まりだったのか分かったような分からないようなそんな感じだったので、また時間をあけて読み返しかもしれません。
ありがとうございます。
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どの資料を漁っても大差ないほどに全て怖い。
読み進めるうちに嫌な予感がしてくる。
これは読み終えてはいけないんじゃないかと。
でも気になるし、知りたい。完全にそんな心理を掴み取られた一冊だった。背筋が凍るとはこのこと。
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様々な取材資料から徐々に見えてくる
ある地方の怪異。
細い線を重ねるスケッチのように
徐々に輪郭が浮かび上がっていく。
完成する様子を手を擦り合わせて待ち望んでいたら
既に取り込まれてました。
お憑かれ様でした。
了
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#近畿地方のある場所について #読了
これ、ホラー苦手な人絶対読んではダメ。
怖い要素が盛りだくさん過ぎて、どのページも気が抜けない。
読んでいて怖くて楽しかったけど、読んでしまった事で呪われてないか不安。
とにかく、
見つけてくださってありがとうございます。
#背筋
#読書記録
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流し読みだけど、日本的なじめっとした怖さがたまらない。タイトルも表紙の写真もじめっとしてて好き。繰り返し読みたい。読者も何かの陰謀に巻き込まれている感じがまた怖さを感じる。
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なかなか怖かった…。
現実にもありそうな「よくわからないけど怖い話」がいくつも出てきて、それらは共通してある地域を舞台としていることに気づいたMOOK本の新人編集者と、知り合いのライターの話。
袋とじの編集資料も含めて、全体的に作りが凝っている。
普通に怖い。
ただひとつ、気になったことがあります。
長崎を舞台にしたエピソードで『朝まで飲もうぜ』というセリフがありますが、たぶんそんな気取った言い方するひとはいないと思います。あ、わたし面倒くさいな?方言話者あるあるですね。
ホラー兼ミステリーとしてよくできていました。
ただなんとなくモヤッと…
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怖すぎる。
こんなにもフィクションであることを願った物語は今まであっただろうか。
夢中になって読み進め、終わりが近づくにつれ読み始めた事を後悔し、巻末の袋とじで心が折れた。
小説サイトで話題であった当書だが、引き込まれるような構造で書籍ならではの怖さがあった。
かなり楽しみに買った本だが読み終えた今、家に置いておくのすら恐ろしく手放そうか悩んでいる。ホラー好きには是非読んで欲しい、自分史上最恐な一冊だった。