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「自分物語」という映画の監督も脚本もプロデューサーも、そしてもちろん主演も自分です。
映画が面白くないのは他人のせいではなく自分のせいですなんです。
自分物語を面白くする方法がぎっしり詰まっています。
面白かったです。
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物語思考 「やりたいこと」が見つからなくて悩む人のキャリア設計術
著:けんすう(古川健介)
キャラを作って、ゲームの中を歩き回るような楽しみがある
まずは行動してみたら系の提案本
人の目が気になる系
将来が不安系
現状維持したい系
が対象です
成功する秘訣は、最初は自分の頭で考えない
めざすべきは、成功することではなく、自分が幸せな状態になること、なにがあっても、今が充実していると感じられること
⇒そのためには、思考の組み立て方を少し変えるだけで、人生を生きやすくすること、そして、幸せな状態に移行すること
■物語思考とは
・自分の理想どおりの人生を過ごすために、1つの物語を作るように考えること
・自分を主人公にして、物語を進めるように、人生を送ること
流れ
① 頭の枷をとってなりたい状態を考える
② キャラをつくる
③ キャラに行動させる
④ 環境を作る
⑤ 物語を転がす
⑥ たのしい物語を生きる
■頭の枷をとってなりたい状態を考える
・何がしたいかではなく、どうありたいかを考える
・過去からの積み重ねよりも、未来になっていたい状態を考える
・将来像をきめてから、今から行動を始める
・10年後になりたい状態を100個書く
・そこからブレーキをはずす
・抽象度を上げる方法
①なりたい状態を書き出す
②抽象度を上げてみる
③解像度を上げていく
④自分が幸せであるという状態を明確にする
⑤要求をジャンルごとに数値化する
⑥コンフォートゾーン(心理的ストレスがない状態)の基準を上げる
・最初から完璧なリストをつくらない⇒学習初期は無駄なルートをたくさん通った方が成功する
・伏線をたくさん張り巡らせる⇒どれか回収されればいいと考える
・リスクは分散することで減らすことができる、未来は予測してもはずれる
■キャラをつくる
・やりたい状態に近づくために、一番効率的なキャラをつくる
・結果とは、すぐにっ出ない、いい結果はなかなかでない
・自分はこういうキャラ⇒そのキャラがやりそうなプロセスを実行する⇒結果がでる
・キャラを決めて、良いプロセスを維持し続けること
・キャラ=求めるもの+動き+障害+選択
■キャラに行動させる
・キャラを作るときには、行動が欠かせない、キャラの行動とは両輪
・キャラの行動
①話し方
②行動
■環境を作る
・同じ環境でキャラを変えても、真価を発揮できない
・他人が自分のことを判断するように、自分で自分のことを判断している=自己シグナリング
・自分で自分の行動をみて、自分の性格を判断している
・周りから扱われ方が変わる⇒自分の行動が変わる⇒自分の性格が変わる
・状況や環境によって性格が生み出されていると考えると合理的
・大きく成功する人ほど、自分のおかげでけはなく、運やまわりのおかけ⇒時代の流れや環境で結果は変わる
・立場が変わったら、性格や行動が変わる
・仲間が変われば、自分も行動がかわる
・3つのドア
ファーストドア 正面入り口 99%が並ぶ、入れるかどうかわからない
セカンドドア VIP専用の入口 名家に生まれないと入れない
サードドア 誰にも教えてくれない、隠れたドア
・すごい人とつながるサードドア
その人がいちばんしてほしいことをする
つながりたい人のお客さんになってみる
・クイックウィン 最初に絶対勝てることで勝って、信頼を得る
■物語を転がす
・読者目線でおもしろいよと思えるように生きていく
・物語だったどうなると盛り上がるか
・名場面を作る(定性的、わくわく感、記憶しやすく語りやすく
・行動計画を立てる、目標は細かくする、戦略、作戦、戦術にわける
・行動も細かくする
・行動するためには
①不安なことはすべて紙にかう
②尊敬する人にメールを書く
③実行、アイデアは温めない、1つを考えるより、大量に試してみる
④判断と決断を区別する
判断 材料あつめ、真偽や善悪を見極める、自分の考えを定める
決断 意思をはっきりする
・リスク管理表をつくる 管理する、しないを決める
・失敗が物語を面白くする
■たのしい物語を生きる
・未来はどうなるかは、わからない
・キャラを作る利点は客観的になれるから
・人は物語を使うことで、思考や行動を大きく変えることができるから
目次
《本書の使い方》
オープニング 「物語思考」とはなにか?
ステップ1 頭の枷を外しながら、なりたい状態を考える
ステップ2 「キャラ」の作り方
ステップ3 「キャラ」に行動させよう
ステップ4 キャラが最高に活きる環境を作ろう
ステップ5 物語を転がそう
エンディング 物語にゴールはない
おわりに
ISBN:9784344037403
出版社:幻冬舎
判型:4-6
ページ数:260ページ
定価:1500円(本体)
発売日:2023年09月05日第1刷
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思考は現実化する、的な話。
・10年後なりたい自分をストレッチに描く。
・なりたい自分をキャラクター化し、そのキャラがとりそうな言動をとっていると自ずと自分もそうなっていく。
・キャラがしそうな言動が思いつかない場合はキャラが弱い。もっと強くする必要あり。
・言動を習慣化するにはそれが当たり前に行われている環境に自分を置くべし。
なりたい自分をストレッチに描き、そこに向かって行動すれば実現するというのはアグリー。事実4年ほど前から毎年新年になりたい自分リストを作っているが、その時ストレッチ目標をいま達成してさらにストレッチな目標を掲げれていたりするし、リストの解像度も毎年ブラッシュアップされている。
人は絶対に変われる。誰でも何歳からでも。
そのためには自分を解放して本当はこういった人間になりたいという目標を立てる、それに向けて努力する、自分の可能性を自分で狭めないこと。
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どんなハウツー本でもそうだけど、実践できないと意味ないんだなとしみじみ思った本。
けんすうさんは、実践できる方の人だったんだな。
本のワークとか9割の人はやらないでしょ。
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まだ読み終わったばかりで実践していない状態だけど、帯にある「ほんとに実行する人がいたら、ほんとにうまくいくと思う。」という糸井重里さんの発言と同じ印象を持った。だから、実行していく。
すごく雑な要約をすると、キャラクターを設定すると良い感じに生きていけるぜ、って感じなんだけど、たしかに今までの自分の人生を思い返すとその通りだった。「本日は、お日柄もよく」という本を読んで感銘を受けて、スピーチ本や文章力に関する本を読んだり、文章をたくさん買いたり、趣味は読書と公言したり、とにかく文章やスピーチはできるよ的なオーラを出していたら、就職活動するときに行うwebテストの手伝いを頼まれたり(しかも理系なのに国語)、友達の結婚式でスピーチを頼まれることが増えたり、スピーチのアドバイスくれとアナウンサーの友達に頼まれたり。自分が憧れたスピーチライターに近しい活動ができて心が充実した経験を踏まえると、この本の通りにやれば、たしかに「ほんとに実行する人がいたら、本当にうまくいくと思う。」という感想になる。
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これまでのこの手の本とは違う、今までにない方向からの自己啓発書だと感じた。
「過去の自分を分析しろ」や「とにかく行動してみろ」と言ったメッセージに疲れた人は読んでみる価値が大いにあると思う。
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自分の将来の夢や、将来ありたい姿から考えるのではなく、「自分のなりたいキャラ」を決めて、そのキャラが取りそうな行動をとっていく、という着眼点が面白い本だった。
私自身将来の姿と言われるとぼんやりしてしまいがちなのだが、なりたいキャラを考えるというのはすごくしっくりきて、実際にやってみて割とフィットしている気がする。
本の内容自体はちょっと薄めではあるが、着眼点は素晴らしく、新しい考え方をくれたので星5にした。
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物語を転がすためのコツ5選
1:不安なことはすべて紙に書き出してみる
2:尊敬する人にメールで相談するふりをしてみる
3:アイデアを温めない
4:「判断」と「決断」を区別する
5:リスク管理表を作る
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【私の人生における名場面はいつ訪れるのか?】
たくさんの自己啓発本をどう活用すれば自分の人生が面白くなるのか?著者のけんすうさんは、この本のことを"ノウハウ本"とおっしゃっておられ、やりたいことを見つけるために必要な、実行することまとめられています。
特に日本においては、アニメや漫画の文化も強いため、本書にあるような物語の主人公だとしたらどんな人生を送りたいのか?どんなキャラがいいか?どんな名場面を生み出すのか?などの視点で考えるのも、とてもわかりやすかったです。
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自分のなりたいキャラ(未来になりたい像)を設定して、そのキャラを俯瞰して物事を判断し、決断していく。
物語思考は過去から考えるのではなく未来からの逆算で今の自分の行動を決めていく。
読みやすく面白かったです!
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どんどん時代のニーズが変わっていき、何になりたいか何をしたいか考えていると、また時間(時代)が流れていく・・・。そんな私にとても響きました!
なりたい状態から、キャラを設定し、そのキャラだったらどうするかで物語が動いていく。
「なりたい自分を目指す」はどんな時代も普遍的だから、時代に流されないということが魅力的だと感じました。
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目標設定は過去ではなく未来の自分で決める
不安や現状維持により目標へ向かい続けるのは困難
理想に向かって動きたい
達成したい夢がある
そういった人に、継続して行動できる方法が書いてあるこの本はオススメである
その中でも「過去ではなく未来志向が効果的」は、
自分の成長に役立つものだった。
なりたい姿、ありたい状況をリアルに創造する
そうすることで、予測できないコトが起きても
成長し続けることができるのだ。
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・自分が10年後になりたい状態を制限なしに100個くらい書く
・トラウマやコンプレックスとの向き合い方:むかつく相手の理論をぼこぼこにするようなノリで反論を書く。こういった作業をやっていくと、いつの間にか多角的に事実を見られるようになります
・人間は、得られることよりも、失われることのほうに恐怖を感じます。コンフォートゾーンを上げるためには、理想を現実だと思い込んでしまうくらい解像度を上げるというのが大事です。
・学習初期に無駄なルートを大量に試すのが成功に近い
・大きな夢や目標に向かって努力している人たちは、結構みんな、やることをころころ変えている。そのうえで一番フィットして、一番うまくいきそうなものを「夢」にしている
・キャリアのVSOP
20代:Variety いろいろやってみるのがいい
30代:Specialty 専門性で戦う
40代:Originality あの人っぽいよね!と言われるようにする
50代:Personality あの人と仕事したい!と思われるようにする
・自分のキャラクターを設定して、それにより行動(プロセス)を変えよう
・「自分とは何か」を考えるよりも、なりたいキャラを考え、そのキャラがしそうな行動をリストアップし、ひたすら行動していくほうが、生き生きと自分が行きたいような人生を楽しめるようになるはずです
・周りからの扱われ方が変わる→自分の行動が変わる→自分の性格が変わる
・自分の内面や意識、覚悟をどうこうするより、そういう環境にいちゃった方が楽
・その人が今一番してほしいことをする。たとえば、知り合いたいのが起業家だとしたら「その気評価の一番ヒットしたサービスを使うことではなく、相手が今一番ヒットさせたいと思っているサービスを使って一番の顧客になる」ことがいい
・個別ではなく、確率論で考えるような状態にする。一つや二つ断られたときに「自分はやっぱり駄目なんだ」と思わない方がいい
・最初は絶対に勝てるところで勝っておく=クイックウィンを狙う。そうすると、いうことを聞いてくれる人が少しずつ増えてくる。まずは解決しやすい小さな課題をうまく解決する
・一番効果がありそうなところを決めて、方向性を戦略として定める
・不安なことはすべて紙に書き出してみる
・物語を転がす際に、失敗をすることは決してマイナスではない
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世の中のことはだいたいハウツーどおり。
何かを成功させるためのコツは「最初は自分の頭で考えない」こと。受験もそうだった。どこかで絶対に自分の頭で考えないといけないシーンが出てくるので、そこまでは最短距離で人の知識に乗っかった方がいいはず。人類はそうやって進化してきた。
日本は、ゴールがどこかよりも、どうやるかという過程のほうが大事という傾向がある?茶道とか武道とか。ゴールすることよりもゴールまでの道のりを極める方が好き?海外のハッカー文化と日本のオタク文化の違い。
今が充実している状態が一番楽しいので、ゴールを設定するのではなく、楽しく続けられる物語を生きることが物語思考の本質。
解像度を上げる。じゃあどうしたらその状態になるんだっけ?というのを鮮明にイメージできる状態にする。ということは、その理想を現実だと思い込んでしまうくらいになる。もうその状態になっている、なっていたとしたら?というのをイメージする。
ネズミの迷路の実験。学習初期に無駄なルートをたくさん通った方が成功する。ひたすら試し続けた方が成果が出る。
VSOP。20代バラエティ30代スペシャリティ40代オリジナリティ50代パーソナリティ。30代でその分野のスペシャリストになる。
自分は自分のことを実はよくわかっていなくて、自分で自分の行動を見て、自分の性格を判断している。行動で自分のイメージは変わる。
周りにいる人が影響してくる。
自分の物語の登場人物を変えるだけで自分を変えることができる。誰が周りにいるか。それが大事。
誰かと繋がりたい。その時は?相手が今がんばっていることのお客さんになる。
相手より有利なポイントを示せると、認めてもらいやすい。
コミュニティで認められるには?いきなり難しいところに挑戦するのではなく、まず、絶対に勝てるところで確実に勝っておく。
Xで情報発信。環境を変える。
アイデアは温めてはいけない。完璧じゃなくてもやっちゃう。
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一瞬感化されて2日後には内容を忘れてしまうことが多い私にとってはとてもおすすめの本で、3年前に就職活動をしていた大学4年生の自分に読ませてあげたいと思ったくらいです。
ずっと過去から現在があると考えていましたが、「未来にどうなりたいか」が現在の行動を左右するそうです。未来にどうなりたいかを考えて今行動していきたいです。