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ロンドン警視庁のケイト刑事が主人公のミステリ。偶然泊まったB&Bの14才の娘が行方不明になり、時を同じくして1年前に失踪した少女の遺体が見つかる。所轄ではないケイトが地元の警察と協力しながら、、と言う上巻。早く下巻が読みたい。
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CL 2024.3.11-20243.13
このシリーズの特徴は、主人公が有能に見えないことかな。ケイトはうんざりするくらい自己評価が低いし、ケイレブたちも他の警察小説ほど捜査に慣れていないように見えてしまう。前作ではそこがこの作品をつまらなくしていると感じたけど、今回は意外とそういう人間くさいところに好感が持てる。
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《あらすじ》
ロンドン警視庁の女性刑事ケイト42歳。スカボローにある生まれた家を賃貸にしていたが、店子に荒らされ家の処分を決意した。そこはかつて父が殺害された場所でもあった。一方、地元では14歳の娘アメリーが行方不明になった。同じ頃マンディという娘も母親に火傷を負わされて家出する。1年前にはサスキアという少女も行方不明になっていた。
その後アメリーは海で溺れているところを発見されるが、助けた青年アレックス・バーンズはどこか胡散臭い。少女の両親デボラとジェイソンに金品を要求する。ケイトはデボラのB&Bに宿泊していたことがきっかけで事件に興味を持つ。ちなみに地元の担当者はケイレブ。かつてケイトの父殺害事件で2人は衝突し、結果ケイトの捜査が正しかったことがあった。ケイレブはアルコール依存症だ。
ドイツで出版、舞台はイギリスです。あと、前作の「裏切り」読んでないみたいー。ショック。
感想は下巻へ。