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大崎さん坂井さん以外は初読みだったがどの話も良かった。
家族がいなくてひとり、家族がいてもひとり。
女性が年老いて、どうひとりで生きていくのか。
おひとりさまも良いよね!と思うことが出来、自分の将来にも重ね合わせて考えたり頷いたり。
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ひとりの生活、それもある程度の年齢を重ねたひとり住まいの女性は…。
気楽でいいっていうことがよくわかる。
それぞれに面白く、ほっこりしたり、ちょっとせつなかったり、しみじみしたり…と。
だけど孤独だとは描かれてないところに女性の強さを感じた。
人気女性作家6人の短編集。
「リクと暮らせば」〜大崎梢
レンタル番犬サービス、月十万円かぁ…。
「幸せの黄色いペンダント」〜岸本葉子
フィギュアスケートに一喜一憂する推し活。
「永遠語り」〜坂井希久子
山奥でひっそりと草木染め。
「週末の夜に」〜咲沢くれは
ひとりの映画鑑賞。
「サードライフ」〜新津きよみ
終の棲家を買った途端に夫が亡くなるが…。
「最上階」〜松村比呂美
土付き野菜からの縁でマンション内でコミュニティ。
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夫に先立たれた女性や、一人山奥に住む女性などの視点の短編集。
いつか自分が体験するかもしれないおひとりさま日和を覗かせてもらっている感覚でした。
リクベルのような番犬と一緒に暮らす未来もいいかもしれないとか、そっかあ免許ないと思っている以上に長期的に不便だなあだとか。
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まぁまぁ面白く読んだ「おひとりさま」がテーマのアンソロジー。
最後の「最上階」が好き。
とにかく1人で楽しめることを見つけるのと、ゆるくても人間関係を作るコミュ力が大事と思った。おひとりさまに対して勝手に可哀想だの、一人じゃ無理だの言うのは違うよね。
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"八十年生きてきてもまだまだ知らないことがある。そう思うと愉快で、新しいことを始められた自分がちょっぴり誇らしい。"
"ひとりでも生きていける、というのはどういうことだろう。今でも考えてしまうことがある。経済的にはひとりでも大丈夫だ。けれどそれが「ひとりでも生きていける」こととは少し違うように思う。"