投稿元:
レビューを見る
新幹線の拡張と、地形及び政治との関連。
田中角栄は新幹線という観点で見ても傑出した政治家。
東北、上越、北陸新幹線はそれぞれ当時の自民党三役の出身地を走っている(それぞれが誘致した)というのが面白い。
リニアの動向が気になる
投稿元:
レビューを見る
新幹線、主に経路、駅ができるまでの裏話を書いてある。
単純に最短距離の選択だけでなく、駅を誘致することが選挙区の政治家の成果になったり、山のトンネルの工事費用、川を越える手間とかの事情もある。
兵庫に西明石、相生とか中間駅が多い理由は昔は新幹線経路を特急夜行電車に使おうとしていて、その際途中のすれ違い駅の役割を果たそうとしていたから。
新幹線は最初は輸送力強化の目的にしていたが、今は田舎と都会を繋ぐ地域復興とかに貢献する役割を果たすもの。やっぱり新幹線に夢はある。
投稿元:
レビューを見る
日本が誇る新幹線の歴史を明治の高速鉄道計画から弾丸列車から現在まで、政治と地形から語る。
特に東京駅をはじめ、駅の位置に多くの案があったところが興味深い。浜松、京都や米原を通らなかったらどのようになっていたのだろうか。
内容は筆者のじっぴコンパクトの数作の焼き直し。
投稿元:
レビューを見る
新幹線開通に至るまでの路線選定などに関する政治話などが中心。しかし、東海道新幹線という大きな成功によって、その他の路線の発展にもつながった。駅の選定などは国や自治体、政治家を含め様々な思惑があってのことだった。北海道新幹線の札幌延伸や、西九州新幹線の必要性と将来の経営については不安も感じてしまいます。
投稿元:
レビューを見る
政治に関しては、資料を的確に示しながらの解説で読みごたえがあった。資料が多くかつ古いため読みづらいところが多いのが難ではあるが、これは著者の責に帰するものではない。地形はちょっと言い足りない感じもしないでもなし。