紙の本
ブックガイドにもなっているスグレモノ
2018/05/30 16:56
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投稿者:アンパン - この投稿者のレビュー一覧を見る
名言だけがずらずら並んでいる本は、途中で嫌になってしまうが、本書は解説があり、出典も明記されている。
一気に読みたい本が増える、嬉しい悲鳴のあがる本である。
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年間数百冊を読み書評を書く、「プロの読書家」である著者。
その机に積み上げられた、読書中に気に入ったフレーズを抜き出したノートから、「生きる勇気をくれる言葉」を厳選して紹介。
心が折れそうになったとき、凝り固まった頭をほぐしたいとき――。
凝縮された短い言葉だからこそ胸に沁みる。
自分だけの名著をさがす読書ガイドとしても使える一冊。
これは効き目がありそう。きっと再読する。
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最高に面白かった。読む本の範囲が広くて、書かれている作家や作品のことを全然知らなかった。文学以外への造詣も深くてほんとにステキだった。読みたい本だらけ。
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『読書で見つけたこころに効く「名言・名セリフ』(著:岡崎武志)
読了した本がたまっています・・・
付箋部分を抜粋します
・「相手が人間的に向上することがないなら、自分の方が向上するしかない」(p24)
・「人生ってそもそも自営業だからね」(p42)
・「すぐ役立つことは、すぐ役立たなくなります」(p799
・「答えをひとつに絞ると、人生は苦しいよ。いろんな人がいろんな答えをもっていて、それを出しあって
世の中が成り立っているのが一番いいんだ」(p919
・「つかもとう思っても、つかめるものではありません。握れば、かえって逃げてしまいます」つまり
「手放してみて、初めてそれに気づくことができる」(p94)
・「人は変化する。同じように人の過去も変化する」(p111)
・「使ってりゃ錆ねえよ」(p126)
・「ちょっとでもいいから、これは長所だと思えるところだけ、伸ばしていけばいいんじゃないかと思いますね」(p131)
・「人生のなかで、やろうっていう時って、そうそうないと思うんだ。だから、そのチャンスが来たら、絶対に
逃しちゃいけないと私は思うんだよね」(p137)
・「自信満々で行く人なんて、あんまりいないよ」(p138)
・「他人と憎み合うために生まれてきたのではなくて、愛し合うためにこの世に生まれてきた」(p157)
・「誤解されない人間など、毒にも薬にもならない。そういう人は、何か人間の条件に於いて、欠けているものがある人だ」(p160)
・「人生ってものは、敵が千人で味方が千人なんです。敵の千人がへることはぜったいない。とすれば、味方の千人がへらないやうに
するしかないんですよ・・・」(p174)
・「人間はだれでもひとつやふたつ欠けているんですな。その部分が魅力的になるか、ならないかの問題なんですな」(p194)
・災厄や不幸はない方がいい。しかし、長い人生、そうはいかない。強い風の日もあれば、大雪に立ち尽くす日だってある。
いったん逆境に立たされた時こそ、人の真価が問われる。そんなとき、この「神様に愛されたんやなあ」という言葉を
思い出そうと思う。自分に何ができるか、つねに試されている。人の一生など、その連続ではないか(p248)
・「僕は一人ぼっちだ!!」それは、素晴らしい悟りだ。それを知っていれば、誰だって許せる(p249)
・ふたりでみると すべてのものは 美しくみえる(p258)
・「何かを手に入れるためには何かを手放さなくてはならない。簡単に手に入るものに、重要なものは何もない」(p266)
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エッセイ、小説、漫画など、多岐に渡るジャンルから著者の心に響いた「名言・名セリフ」が紹介されており、脱帽します。ただ全体的に故人の名言が多いので、私は読むにつれて少し哀しくなりました。