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聴き手が会話の主導権を握るとはよく言われるが、それをわかりやすく説明している。
誰かと会話する際に聴くことがいかに大切かが改めてよくわかる。具体的にはその会話の目的が何か、先入観や決めつけがないかを常に意識する事できちんと聴くことができるようである。あとは相手の言葉を言いかえずにそのまま使用して共感する事。
人の話をきき、それを整理して理解していく工程が、物事をわかりやすく説明する際に必要となるスキルを磨くことになるのが知れて良かった。3.6
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プレゼントに応募して当選し本書を手にした。
カタカナで『アクティブ・リスニング』とすると、今流行りの「アクティブ・ラーニング」の実践演習を伴ったもののように聞こえるが、本書は、単に著者の経験からくるところの聴き方のコツをまとめたものにすぎない。帯に「対話の主導権は聴き手が握っている」とも書かれていて、チェスター・バーナードの言うところの「権限受容説」をも想起させるが、そのような内容でもない。
うまく聞けるコツはなんとなく伝わってくるが、語弊を恐れずに言えば、一つひとつのことが決して役立たないと言うわけではないが、「主夫/主婦の知恵」集に過ぎない。「傾聴」した後で、あるいは何のために「傾聴」するかが課題であると思う。
日経文庫の一冊であるならば、もう少し学問的な裏付けが必要であるように思う。
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配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。
https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01429364
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コミュニケーションの主導権は聴き手が握る
怒りは 自分の「べき」が守られなかったときに抱く感情
相手の「べき」=価値観を理解する
ネガティブな話には
共感はするが同情はしない 素直に聞く
思い込みの激しい相手の話には
思いを受けとめて否定しない 理由を理解する
攻めてくる相手には
なぜそうなっているのか 冷静に聞き出す 一度タイムをとる
親密な相手には
「決めつけ」が働きやすい
親しくない相手には
相手に話をしてもらえるように会話を進める 自己開示し
専門的な話をする相手には
わからないことを正直に質問する
もめている二人の間に入るときは
まずは事実確認 話を整理 ベストな答えを
怒りがわいてしまうときには
グラウンディング:違うところに五感(意識)を向ける