紙の本
気楽に読める
2024/03/18 23:21
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マルクス・アウレリウス - この投稿者のレビュー一覧を見る
ジュニア新書なので、青少年向けの体裁だが、むしろ中高年の手軽な読み物として読まれるだろうと思われる、岩波ジュニア新書あるあるの内容。本来のターゲットである青少年には、一部の真面目な哲学的素養のすでにある者以外にはあまり響かない気がする。内容は素晴らしいんだけどね。中高年なら気楽に読めるし、かつ考えるきっかけになると思う。東西の幅広い哲学を取り上げており、専門外の部分も易しく書かれているので、苦痛なく読み、考えることができるのは良いところ。
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各人の専門と絡めての概説集。アジアが多め。問いの設定が素朴すぎるし、それに対する解答もよくわからないものが多い。はてさて、若い人で主体的に手に取る人はどれぐらいいるか。
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自分の中で静かなブームの、ジュニア向け新書シリーズ。
哲学ではよくある(失礼)、問うこと、プロセスそのものの重要さが語られているのではないか、と予想して読み始めました。
結果、複数の哲学研究者の人たちによるコラム集かな、というのが感想。
死について語ったり、本当の自分について探究したりと、10代の悩みは今も地続きだな、と思ったり。死の恐怖とは、「決して経験することのできない私の非存在なのです」という言語化にはハッとさせられました。
通底しているメッセージは「とりあえず古典は読んどけ」だと思うので、ひとまずはブッダとニーチェあたりをいってみようかな、と思いました。
古今東西、いろんな思想に触れられるので、気になったのを深掘りしてみるといいと思います。
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図書館の新刊で見つけて読んでみました。
人生の問いに示唆していく形で哲学書を中心に紹介する形。
ジュニア向けですが、哲学入門としては万人向けだと思いました。
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若い子たちに向けての本なので、哲学のハードルが高かった私には少し手の届くものに感じた。
違う時代に生きていても、人間の本質はあまり変わらず、そして、やはり歴史は繰り返す。
なぜ生きるのか、親と確執がある、など、学生たちの質問から哲学の話をそれぞれの学者さんが答える方式で、とてもわかりやすい。
哲学の話を長々と読んだり聞いたりするのは、困難だったので、導入書としてよかった。
ニーチェや三国志、春の嵐、三四郎、100万回生きた猫…
まずは、このあたりを読んでみたい。
いつになるかわからないけど。
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