紙の本
理解が進む
2024/01/05 17:21
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投稿者:バベル - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回のアリストテレスのニコマコス倫理学に限らずだが、100分de名著は、放送大学のように、テレビとテキストを併用することで理解が進み、さらなる興味が持てることで、世界が広がる。
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「わかりやすい」と話題になっていたので本屋で適当なものを購入。正直「まぁアリストテレスは名前知ってるから」程度で買った本だけど、古代の哲学書ってこんなに普遍的なんだね。
「知ること」になぜ人間は幸福を感じるのか。「徳」を身につけるには様々な技術と同じように成功体験の積み重ねが重要。人柄の善さに基づいた友愛を目指すべきである…などなど、人間にとっての理想像は今でもあまり変わらないのだなと実感する。
そして驚くべきはこの本の解説のうまさ。「ニコマコス倫理学」自体は結構なページ数があるはずだが、それを100ページ強で見事にまとめきっている。注釈も細かいので、原書からいきなり入るのはちょっと…と言う人におすすめ。
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時間がある時に哲学の勉強でもしとくか、と言うわけで手に取りました。
確かに解説がすごく分かりやすいです。真理より穏やかな哲学。
自分の傾向なども分かり、かなり現状にも応用できる内容となってます。
あー、だからアレはこうなのか、と合点いく物事も増えるかもしれません。
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「倫理学」の2冊目はNHKの100分de名著シリーズから。
倫理学の私的1冊目(『ふだんづかいの倫理学』)ほどの軽さはないものの、アリストテレス倫理学のキモ部分を抜粋して素人向けに易しく解説するというスタイルが分かりやすく、倫理学そのものへの心理的ハードルが下がりました。
この内容で550円(Kindle)は良心的だと思いました。