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女性は生きづらそうだなと思った。
タイトルが監禁依存症なのはどうしてなんだろうと思った。
後ろの広告のページをみて知ったけど、これシリーズ物だったのか。
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※
『殺人依存症』『残酷依存症』に続く三冊目。
『監禁依存症』を読み終えて先ず思ったことは、
前二冊を読んでかなり時間が経っているので
せっかく読み終えたのに、どこかで大事な
ピースを度忘れして細部を読み取りきれて
ないんじゃないかとモヤモヤした印象が残った。
犯罪に遭い身に降りかかった出来事が
あまりに酷すぎて受け止め切れず、
苦悩する被害者や家族の姿、消えない痛み、
癒えない心の傷が生々しくて読んでいて辛い。
罪を犯した加害者の残酷さや異常さも去ること
ながら、間接的に傷を上塗りする法曹関係者や
外部の人間の言動がもたらす二次被害の苛烈さ、
タチの悪さに改めて胸焼けする思いがした。
被害者本人や家族たちが因果応報を願いたく
なるほどの恨みや憎しみが切々と伝わってきて、
一読者の立場なのに報復感情を否定できなかった。
物語の中で主人公が法律って一体なんだろう、
なんのために、誰を守るためにあるのか、
自問し葛藤する姿に共感しました。
三冊を通して話の軸になる浜真千代は、
人の心の隙間にするりと潜り込み抗えなく
してしまう不思議な魅了があるけれど、
思惑がわからなくて不気味。
本作では、精神を支配し操る恐ろしさ
だけではなくて、純然たる悪意の塊だったり
凶悪な人間だと思えなくなって混乱して
しまってます。
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表紙買い。オチを楽しみに読んだけど…オチはまあ、そうだよねと思ったけど…
結局何がなんだかわからない…
父の選択はなんやったん?
最後どうやって殺したん?超能力なん?
実際の事件と作りもんの事件の混ぜ方も雑すぎない?
ヤバい男エピソードこんなにいる?洗脳のために必要な描写なん?それともページ稼ぎなん?
私の読解力がないのかも。後3回くらい読めばわかるのかも。無理かも。
あまりにわからなすぎてちょっと調べたら、これ3巻目なの?そしてミステリじゃなくてホラーなの?
1巻から順に読めばわかるのかも…そして前提が違うのかも…
と思ったから星をたします。
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読み終わると自然にプロローグに戻る
櫛木理宇先生の殺人依存症、残酷依存症に続くシリーズ3作目
ハラハラドキドキが止まらない展開で、映像ではなく本ならではの魅せ方が詰められていると思います。
エピローグを読み終えたあと私は自然とプロローグに戻って読んでいました。
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シリーズ3冊目と知らずに購入。読後にシリーズ1冊目2冊目も買って読みました。異常犯罪者モノとしては面白いのですが、性犯罪描写がキツ過ぎて抵抗を感じます。それが嫌な人は読まない方がよろしいかと。
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気になっていた作家さんなのでたまたま平積みされているのを見つけてうっかり買いましたが、シリーズの3巻目だった…! なるほど、道理でわかってる前提みたいな匂わせが全くわからないまま終わってしまうわけですね。
せっかくなので他の作品も読むけど、すごい後味がエグいので、連続で読むのはちょっと嫌だなと思う。結構平気な方だと自信があるけど、それでもなんか嫌だ。気軽に人に勧めることはしにくい。
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性犯罪者たちの弁護をし、度々示談を成立させてきた悪名高き弁護士の小諸成太郎。ある日、彼の九歳のひとり息子が誘拐される。だが、小諸は海外出張中。警察は過去に彼が担当し、不起訴処分となった事件の被害者家族を訪ねるが……。この誘拐は怨恨か、それとも身代金目的か――。ラスト一行まで気が抜けない、二転三転の恐怖の長編ミステリー。
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『殺人依存症』で底知れない圧倒的なノワールを纏っていた浜真千代。惨めな過去を消すように弱い者たちにふるっていたその不条理な刃が、ある方向性を持った前作から良くも悪くもだいぶ人の感情を出して印象が変わってきた感じ。
性犯罪の被害者たちを貶めるやり方で示談を成立させてきた弁護士・小諸の息子の誘拐は、また今までと同じ結果になるのかと暗澹たる気持ちになったが、その凄惨さを上回る予想もしないエグい仕打ちに唖然。でも被害者側の苦しみを知ってもらうにはこの方法しかないな…。
最終的に真千代を救うものは何なのか知りたい。
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自分の読解力が無いだけなのか、正直、何のストーリー?という内容の作品という感じでした。
結局、何が言いたいのか、この登場人物はどういった役割なのか・・・すべてにおいて不可解な作品でした。
完全にジャケ買いのハズレをひいた気分です。
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読んでいて嫌な気持ちになるけど、読み進めずにはいられない。
これまでの作品(殺人依存症、残酷依存症)と同様に悪魔的な状況が作り出されます。
『正義とは?』、『法律とは?』という疑問が出てきます。
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どうやら「殺人依存症」「残酷依存症」に続く「依存症」シリーズとは知らず。なので浜真千代が何なのか??が多かった。まあこれはシリーズなら仕方ないとしよう。性被害の女性の心理描写は上手く、プロットも巧みで最後まで面白さ途切れず読み切れる。ただ世の中の男性すべてが性加害者と見まごうようなどぎつさは、行き過ぎてメルヘンのようにも見え、現実感が薄らいだ面もないとは言えない。逆になったが、前2編も読んでみたい。
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加害者側に立つ弁護士の台詞と被害者家族の会話から始まって、最初から重めな展開。
小諸成太郎が、どんな裁きを受けるのか読み進める。
架乃と絢の出会いは、偶然か?途中から、疑いながら読む。
浜真千代の存在が大きい架乃。
父親に、絢の妹のことがあって相談するも、解決するにはほど遠いアドバイスのみ…
架乃の父親が言った「羅針盤」の例えがむなしくなる。正義とは、法律とは…。
警察官になりたいと思っていた彼女は悩む。警察官、検察官、弁護士、どの立場にたったらいいのか…。強くなりたい、どうなりたいか、どうなるのか気になって一気読みだったけれど、最後の方、駆け足ぎみで、もっと読みたかった。彼女がこの先どうなってしまうか気になった。
いきなり全員登場で、種明かし。
架乃の事件もふわっとしか触れていない。
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前二作と比べるとどこか歯がゆさがあった。あちこちに張り巡らされた伏線は後々活きてくるし、思わず悲鳴を上げそうになった箇所もある。
ただ、あえて選択されたこの後味の悪さと絶望はやはり唯一無二だ。吐き気すら覚えるシリーズ三作目。
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『殺人依存症』『残酷依存症』に続く依存症シリーズ第三弾。
今回は、性犯罪者たちの弁護をし、示談を成立させて来た悪名高き弁護士・小諸成太郎に天誅が下る復讐ミステリー。
ある日、小諸の9歳の一人息子が誘拐される。
当然、その時点で小諸に恨みを抱く者の犯行だろうと予想するが、真相は遥か上をいく。
性犯罪と私刑がテーマなだけに、加害者と、ただ裁判に勝つ事だけを目的とする悪徳弁護士、両者に対し怒りが膨れ上がり、ダークヒーロー・浜真千代の登場をひたすら待ち続けた。
弁護士一家に起きた悲劇は全て因果応報、自業自得としか言えない。
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あと2作で着地点を知らせてくれるのか、それとも、そんなものは最初からないのか。
エピソードの絡み合う先が気になる