投稿元:
レビューを見る
「仕事と介護を両立」するために知っておきたいことを網羅することを目標に、「ビジネスパーソンがこれさえ読めば大丈夫なものにしたい」という編集の方々とともに作り上げたという一冊。知らないから、調べないから不安に感じていることを、分かりやすく解説してもらい、少しずつ、何をすべきか理解できる。
突然やってくるかもしれない介護、まずは地域包括支援センターに相談、できれば元気なうちからつながっておくのが良いという。そして、プロでも自分の親の介護はハードルが高いということも、心に留めておきたい。無理せずに、周りの体制を整えて、仕事と両立させよう、なぜなら介護の後も自分の人生は続くはずだから。他にも、知ってよかった、覚えておこうと思える話がいくつも。
著者の一人、佐々木氏は、介護の不安に悩み、また、実際の介護に苦しむビジネスパーソンを支援するため、2016年9月1日に株式会社リクシスを創業した方。リクシスの目標は、最先端のIT技術と介護プロフェッショナルの知見、そして人と組織にかかわる変革デザイン技術を結集し、シニアケアにかかわる「すべての人」が、輝き続ける未来をつくることで、企業のサポートも行っているらしい。
投稿元:
レビューを見る
間違いなく今後さらに
社会問題化していくこの介護問題について、
リテラシーを持つことの重要性を
教えてくれます。
介護にまつわる本はいくつか読みましたが
とても説得力と納得感のある本です。
投稿元:
レビューを見る
親が認知症になる前に、定期預金を普通預金に変えておく、これだけでもとで参考になった。
後見人の制度の話も詳しく説明されていた。他の介護本にはない情報が得られた。
投稿元:
レビューを見る
来たるべき将来のために購入。内容は非常にわかりやすく、介護の基礎知識を得るには良い本だと思う。突然介護の瞬間がやってきた時に、知識があるか無いかは大きな違いとなる。早めに読んでおくのがおすすめ。
投稿元:
レビューを見る
介護休暇制度は仕事を休んで親の介護をする
ために使うのではなく
仕事と介護の両立体制を組むために利用するもの
「平日2時間、休日5時間」
仕事をしながら介護にかかる時間が
これを上回ると継続がつらくなる目安。
おーーすごい具体的!
餅は餅屋、介護体制構築はプロを活用
早期発見、早期対応、初動を制する
できる限りこれまで通りの働き方をする、
それを前提に、介護のプロと両立体制を組む
投稿元:
レビューを見る
人生100年時代と言われるが、
健康寿命は約80歳。
できれば、介護されずに元気で生活したいが、
老化に立ち向かうのはなかなか大変だ。
超高齢化と少子化と人手不足と、
これからの時代は問題がたくさんある。
介護保険制度も、使いたくても、使うこともままならない。
現実に、介護現場では退職者が増え、新しい職員のなり手不足だ。
現場は、重労働。体を壊す人も多い。
仕事と介護の両立、理想的。
実際には、子育てや家事や、もっといろいろな事と両立しなければならない。
ヤングケアラーの問題もある。
「ロストケア」のような不幸な事件が起きないよう、
職場や地域、国が、少しでもいい方に変わるといい。