投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
GPTの仕組みが文系にもザックリ分かります。とてつもない大規模な言葉の海から、とてつもない数のパラメータで計算して、「次の言葉を予測する」、ということ。大規模データによる大規模計算だからこそ広いテーマも扱えるが、ペルソナや状況の指示、特定分野の特定情報による学習でさらに精度が上がる。確かにどう使っていけるか、さもなくば、GPTが関わらない分野をどう確保していくか、その双方が課題なんでしょうね。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
前著「文系AI人材になる」の続編として、生成AIが当たり前のように使われる時代にあって、改めて文系人材がいかにAIに接していくかを述べています。ChatGPTでは、的確な指示を言葉で伝えるプロンプト力を中心として、文系が優位であり、これからが大きくチャンスであること、そして、どのように活用していくか、どうマネジメントしていくかといったことが重要になってきます。もう1つ重要な点は、このような新たなテクノロジーが登場した際、自分が持つ能力と組み合わせて、独自のポジションを築くことなのだと感じます。
▼GPT時代のAIを操る7つのチカラ
①AI活用マインド
GPT時代のAIを操る「マインド」を持つ
②AIキホン理解力
GPT時代のAIの「キホン」を押さえる
③AI仕組み理解力
GPT時代のAIの「仕組みを理解」する
④AI事例収集力
GPT時代のAIの「細心事例」を知る
⑤AI企画力
GPT時代のAIを使った「企画を立案」する
⑥AIプロンプト力
GPT時代のAIを動かす「プロンプト力」をつける
⑦AIマネジメント力
GPT時代のAI「マネジメント」する
▼「AIを操るチカラ」×「ジブンの得意」=「ヒトの強み」
「ジブンの得意」を追求し、汎用的なAIでは再現できないようなレベルまでスキルを磨くことが重要
▼現在は「AIはことばで操る」時代へと変化している。この変化にともない、文系の方々にとって大きなチャンスが生まれている
▼プロンプト力=「AIをことばで操るチカラ」
AIの操作はプログラミングやGUIを介した方法から、「ことばによる指導」へと大きく進化
▼「指示上手=AI活用上手」という法則
▼プロンプト上手になるための7つのポイント
①明確な質問
曖昧な質問ではなく明確な質問をすることで、より良い回答が得られる
②具体性
トピックや要求に具体的な詳細を提供することで、適切な回答を引き出すことができる
③プロンプトの構造
質問を構造化して、抜け・漏れをなくす
④文脈の提供
重要な文脈や背景情報を提供する
⑤複数の質問
必要に応じて、複数の質問を連続して投げる
⑥ステップバイステップ指示
段階的に考えさせる
⑦校正とフィードバック
得られた結果を評価し、精度向上を促す
▼プロンプトの「3つの型」
①簡易プロンプト
「依頼」を出す、「役割」を決める、「形式」を指定する
②詳細プロンプト
①に加え「ルール」を定める、「評価・か以前」を求める、「参照知識・例」を与える
③シナリオプロンプト
事前に設定したシナリオに沿った会話を連続的に実行させる
<目次>
序章 GPT時代が到来! ヤバい知的生産革命
世界中を驚かせた「ChatGPT」
ChatGPTだけじゃない!? 「AI群雄割拠時代」へ
GPTがこなせる「知的タスク」はどんなもの?
GPT時代のAIは「ヒトの気持ち」をどこまで読める?
言語AIだけでなく「創るAI」も続々登場
知的生産革命が起こる「GPT時代」をどう乗り切るべきか
第���章 文系のためのシン・AIキャリア
ホワイトカラーの仕事を変える「働くAI」がやってきた
GPT時代に職を失わないように
文系のためのシン・AIキャリアを作ろう
GPT時代の文系AI人材に必要な「7つのチカラ」
今の自分の「AI活用マインド」は?
GPT時代のAIの「すごさのキホン」を知ろう
GPTの「ここまでできる」を知ろう
「生成AI」のキホンを理解する
“出る順”でキホン用語を押さえる
第2章 GPT時代のAIの「キホン」を丸暗記
GPT時代のAIの「すごさのキホン」を知ろう
GPTの「ここまでできる」を知ろう
「生成AI」のキホンを理解する
“出る順”でキホン用語を押さえる
第3章 GPT時代のAIの「仕組みをザックリ」理解する
GPT時代のAIは「どうやって生まれた」のか?
GPTは「大規模学習技術とヒトのフィードバック」で大きく成長
GPTの「仕組み」を知っておこう
第4章 GPT時代のAI企画力を磨く
GPT時代のAIを使った「企画を立案」する
手始めに「身近なタスク」の洗い出しから
「5W1H」フレームワークで解像度上げ
「100本ノック with GPT」でアイデア量産と解像度上げ
「7Rプロンプト」で実現性の確認
「ISSUEマップ」で重要度×実現性の確認
「日本の仕事ライブラリ」からアイデアを探す
第5章 AIプロンプト力を上げる
「みんなの必須スキル」プロンプト力
良いプロンプト・ダメなプロンプト
プロンプトは「3つの型」を使い分ける
文系AI式「7Rプロンプト」フレームワーク
第6章 AIマネジメント力を身につける
GPT時代のAIを「マネジメント」する
「AI操作力」を伸ばす7つのTips
「AI導入力」を伸ばす
第7章 最新のAI事例をトコトン知る
事例を学んで、自分の仕事に活かしていこう
<業界・業種別に50の事例を紹介>
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。
https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=10277317
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
AIが人間の仕事を奪うという、「AI vs 人間」という考え方ではなく、これからの時代はAIを上手に使いこし「AIと共に」共存していくことが必要だというメッセージが込められた本。また、AIがますます普及していく中で、AIを上手に使いこなせる人材こそが、これからの時代必要とされていくということを本書の中で伝えております。
本書の中では、AIを使う上で必要なマインドやスキル、AIを活用した事例などが書かれています。特に、chatgptを上手に使う方法やコツが書かれている箇所は勉強になるものがありました。(例えば、最初に「あなたは〇〇の専門家です。」などと定義してあげ、その後に、聞きたいことを聞くと、よりマクロな視点から回答を得られるなど、、、)