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年齢が高くなればなるほど教育効率は悪くなるということを社会全体が知らないのか 人間の教育は小学校までまってはいけないのである。早ければ早いほどよい 保育所は、荷物を預かっているようなもの 保育所は福祉施設で、教育の場ではない 田舎の学問より、京の昼寝
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外山滋比古氏の本を以前、読んだ記憶があります。
調べましたら、3年前「本を読む本」でした。
迷いのない断定的な文章で、ある種痛快でした。
エスカレーターとは、小学校から大学まで・・何度も乗り換えた知識のエスカレーターでした!
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人の思考は、どんな教育環境にあるかということに強い影響を受ける。現在の教育の問題点を鋭く指摘しながら、現代日本人が持つ思考法から脱却することを説いている。
僕らが当たり前に過ごしてきた、信じて疑わなかった教育システムの落とし穴を分かりやすく説明している。
うんうんと頷きながら読むことができた。
これから子供達を教育していく立場にある人はぜひ読んで欲しい。
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自営業の人から月給取りが羨ましがられる点は、成果に対してではなく勤務時間に対して給金が支払われること。時間に対して給与が支給される制度の嚆矢は、役人、公務員である。官僚たちは、自分たちに都合のいい法律をつくって自己防衛の基盤をつくった。民間より高給で年功序列。黙っていても昇進する。まさにエスカレーター。役人たちは、本物のエスカレーターが出現するより、はるか前にエスカレーターにのっていた。退職後も恩給というただ貰うだけの年金を終身受けられるようにした。恩給はただで貰う年金だから恩がつく。他力依存のはじまりである。これが社会保障、福祉へと展開し、国民年金制度が発足するのだが、未納率は年々高まっている。国民年金はエスカレーター社会の最終段階。他力依存の社会に明るい展望などあるはずがない。
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人間生活においては、生活が中心であることを再確認させてくれる本。現代においても昔からの知恵は大切にしたほうが良いであろう。AI時代において知識中心主義からの脱却を促している書籍。
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追悼読書として。外山滋比古 著「エスカレーター人間」、2013.12発行。小学校と大学の教育のどちらが重要か。大学に決まっていると。私は即座に小学校と答えます。もって回った言い方、自分は頭がいいということを前提にした語り口、やはり、最後まで相性が悪い方でした。何冊か読んでる著者ですが。いつも内容が心に響かない、そんな感じです。失礼しました。「マコトよりウソの法則」という本も借りているので一読するつもりではいます。