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#読書記録 2023.10
#ひゃっか
#今村将吾
春乃と貴音は冒頭から会話のテンポが良く、息ぴったりなのが分かるよ。
王道のストーリーだし春乃と貴音がいい子すぎるけど、山城座の面々が最高で泣かされる。#羽州ぼろ鳶組 も読んでみたくなった。
#読書好きな人と繋がりたい
#読了
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この作家さんが青春ものを書くのが意外、面白かった。この小説を読み出してから花屋さんが気になって自宅に飾りたくなった。大衆演劇の役者という設定が面白い。
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『ひゃっか!』は、ライトノベルの魅力を最大限に引き出す楽しい作品です。学園生活とファンタジーが絶妙に組み合わさり、主人公たちの冒険が繰り広げられます。物語の中心には、魔法の力と異世界への冒険が待っている学生たちが登場し、読者は彼らとともに新たな世界を探索します。
本作はギャグ要素も含んでおり、笑いと笑顔が詰まった瞬間が数多く登場します。主人公たちの友情と協力が、物語の核となり、読者に共感を呼び起こします。ハルキ文庫からのこの作品は、ライトノベルのファンにはおすすめの一冊。
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今村翔吾が現代劇を!?
…この作品の存在は知っていましたが図書館以外で見つけることは出来ず、今村作品は必ず買って読みたい主義なので文庫本発刊を待ち続けておりました。
いわゆる王道的な青春ストーリーで、気持ちをピュアにしたい時に読むにはもってこいです。
ただ、今村さんが書いていると思うと少々むず痒く感じるのは彼のファンならではといったところでしょうか。
きっちり「羽州ぼろ鳶組」を連想させる描写もあり、ニンマリしてしまいます。
とにもかくにも、爽やかに一気読みしました。
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高校生のいけばな…はないけバトル。
私にとってはつっこみどころ満載の中学生レベルの作品。
なぜ、こんなに評価が高いのか。
期待しすぎたのか…
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言葉から綺麗な花と鮮やかな色が咲いている。
貴音とにかくタイプです。春乃ちゃんも可愛いです。
永遠に青春してくれ。
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登場人物のバックグラウンドや場面の状況が丁寧に、そして豊かな表現で書かれているので頭の中でイラスト付きで読めました。
内容はそのままthe少女漫画!という感じで、トキメキながら読みましたが、これを今村翔吾さんが書いたのか...と思うとニヤつきました。作品の幅の広さはご経験にもよるものなのでしょうか?
面白かったです。
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全国高校生花いけバトル ?
テレビで少し見たような気がする。へーっ こんなことやってるんだと思って、そのまま記憶の底に沈んでいた 多分。
大塚春乃の思いと行動力には惚れ惚れする。寄り添う渚も協力する貴音も、いい子たちだ。この子たちの高校生活って輝いてるんだと思う。一緒になってハラハラドキドキ、嬉しかったりがっかりしたり、とても楽しかった。
全国高校せいいけばないけばとる?
全国高校いけばないけばとる?
とか読んであれっ? と思ってたら
全国高校せいはないけばとる だった きっと
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生花が題材ということと、今村翔吾さんの本はいつか読んでみたいと思っていたので、文庫化されたと知って手にした一冊。
これぞ青春!って感じのストーリー。後半はアニメっぽい展開かな…という感じもあったけど、自分はもうどこかに置き忘れたピュアな気持ちを思い出してくすぐったくなったり、春乃のおじいちゃんや貴音の言葉にハッとさせられる場面もあり、とてもさわやかな読後感だった。
貴音も、貴音を支える山城座の面々も、みんないい人。春乃の周りも然り。
自分の学生時代も、きっと同じように多くの人に守られて支えられていたのだと、改めて感謝。
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5分の制約、即興、2人の協働によって花をいける素晴らしさ、そして生け花に取り組む高校生の眩しくも瑞々しい青春物語でした。
実在する「全国高校生花いけバトル」を扱って、花をいけることの魅力を感じながら、それぞれの花がもつ魅力と可能性を引き出そうとする高校生の姿から、花をいけることの豊かさ・誇らしさがとてもよく伝わってきました。
本作を読みながら、森谷明子さんの『春や春』(俳句甲子園の物語)を思い出しました。俳句は愛媛、花いけは香川なんですね。どちらも熱く、魅力的な作品でした! 調べてみると、本作の「全国高校生花いけバトル」は、高校華道コンクール「Ikenobo 花の甲子園」(京都)とは全く別物のようです。
生け花そのものは、本来視覚に訴えるものでしょうが、文字を通して美しく咲き乱れる花々を想像してしまいますし、花の匂いまで伝わってくる見事な描き方でした。まさに百花繚乱!
時代物を中心に書かれている今村翔吾さん、迫力ある臨場感やスピード感は現代ものでも健在で、退屈することなく読み切れ、爽やかな読後感でした。
「誰かにとっての大事な瞬間を彩るため」の生け花、「観客に礼をもって接し、技をもって魅せ、心を届けるように努める」舞台‥。これ以上ない緊張と期待で本戦へと駆け抜けます。結末は読んでのお楽しみです。おすすめです!
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高校生花いけバトル?大衆演劇の役者である転校生?なんだそれ!? タイプの違う作品を読んでみたくて手に取ったのだけど、戸惑いもあった。正直なところ読み始めるまでは差程期待していなかったのだが、読み始めるとあっという間に作品の魅力に魅せられていった。
いわゆる青春小説というカテゴリーの作品なのであるが、ミステリーの色付けも施されおり、謎解きの楽しみも味わうことができた。とにかく主人公達の心理描写の妙にわくわく、はらはらしっ放しで、最後まで一気に読み終えることができた。
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「全国高校生花いけバトル」。即興で花をいける、5分の勝負。二人一組でエントリー。花をいける所作も審査対象。──高校二年生の大塚春乃はこの大会に惹かれ、出場を目指していた。だが生け花は高校生にとって敷居が高く、パートナーが見つからない。
そんな春乃の前に現れた転校生・山城貴音。大衆演劇の役者だという彼は、生け花の素養もあると聞き……。
高校生たちの花にかける純粋な思いが煌めく、極上の青春小説。
今村さんの作品というと、時代小説のイメージが強く、現代の青春小説⁉︎と思いましたが、エンタメ性のある展開や昔から伝わっている所作といった伝統が受け継がれている要素は、時代小説とリンクするものがあり、読者を楽しませてくれました。
「花いけバトル」という大会は、テレビの「マツコの知らない世界」で初めて知るようになったのですが、クセがすごい司会者と「魅せる」技で作品を作り上げていく高校生達の姿は、新たな青春を感じさせました。あまり華道に関する知識はわからないのですが、制限時間内で華道の知識だけでなく、観客にどう魅せるのかといった戦略を絡んでの展開に実際に見てみたくなりました。
色んな「戦う」青春小説を読んできましたが、王道とも言えるような要素が詰まっていました。見た目は弱小チーム、隠れた才能、急成長するも困難に立ち向かうといった要素がありつつ、リズムよく展開しているので、躍動感があって、読みやすく、面白かったです。
単独での現代小説ではなく、小説の中では、大衆演劇や生花といった昔から受け継がれている要素が含まれていて、そこは今村さんならではの得意技が発揮されているなと思いました。
他の方のレビューを見ると、「羽州ぼろ鳶組」シリーズに関係する人が登場しているということで、私はそちらの方は未読なので、誰なのかわかりませんが、知っている方にはそういった楽しみができるかと思います。
春乃と貴音のキャラクターも面白かったです。まっすぐな性格ながらもどこか抜けているちょっと弱気な春乃と、役者という「魅せる」技術で、生花を魅了しつつ、お客を楽しませ、人のために頑張る貴音の2人が協力して活躍するのが良い塩梅でした。
それでいて、高校生ということで、青春を感じさせる爽快感もあって、面白かったです。
成功続きだけでなく、「悪役」としての高校生も登場するので、アップダウンの展開で飽きさせませんでした。
今村さんの青春小説、もっと読んでみたいなと思いました。
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友情、恋愛、家族愛盛り沢山。
謂わば王道か。
お得意のべらんめえ口調が歯切れ良し。
楽しく読めましたー。
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今村翔吾さんの作品は「時代もの」というイメージが強く今まで読んだことがなかったが、「生け花バトルに青春を捧げる高校生の物語」ということで、これなら読めそうだなと思い購入。
少年漫画さながらのアツい展開で、笑いあり、涙あり、おまけに恋愛もありという盛りだくさんの内容でとても楽しめた。
作中に登場する「花いけバトル」というのは実際に存在する大会で、簡単にいえば「5分の制限時間内に即興で花を生ける」というものなわけだけど、YouTubeでみる限り時間制限がかなり厳しそうで、ドタバタ駆け回る高校生たちはとても優雅にはみえなかった。笑
とはいえ完成する作品はお見事で、あんな短い時間でよくこんなものがつくれるなあと感心してしまった。
生け花というと「静」のイメージだけど、花いバトルはその真逆の「動」の要素をふんだんに取り入れ、パフォーマンス的な側面が強いようにおもった。これなら花の知識がない人でも楽しめそう。
作品の内容で一点微妙だったのが、自分にまったく花の知識がないため、バトル中に花の名前がたくさん出てくるのだけどまったく完成作品がイメージできなくてそこが残念だった。というわけで☆4つ。
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まさかの、王道青春ストーリー。花活けバトルに関心を持つ若者が増えそう。
少女漫画にも、ドラマとか映画にもなるかも?!