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歌川国藤を師匠とし、絵の研鑽を積むおふゆが主人公。この時代、女だてらに絵師を目指そうというだけでも大変なのに、父親はおふゆが幼い頃に亡くなり、女手一つで育ててくれた母も既にない。おまけに師匠の怒りを買ってしまい絵師として仕事をすることを禁じられてしまう。八方塞がりのおふゆだが、昔からの知り合いである旅芸人上がりの役者・市之進だけが心の支えだった……。
四章からなる本作だが、一章でタイトルの意味が判明すると同時に、その後の展開が読めてしまった。予想通りでなければいいなと思いながら読み進めたが、残念ながら予想は当たってしまった。
それでも最終章での展開は予想を上回っており、涙腺が緩んだ。
刊行日2023/10/14、NetGalleyにて読了。
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絵師としての成長というかは恋愛のほうが強い感じで、私には合わなかった。
途中でどう終わるのかわかってしまってからは、いつおふゆちゃんは一人前になるのか??しか気にならなかったけど、それもなんか中途半端で終わってしまったし。
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202311/設定は面白そうだったけど、安易な展開と仕事より恋愛思慕の比重が高めであわなかった。過剰に感じるお京らの優しさも気になった。
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おふゆちゃんの健気な姿に勇気をもらいましたし、師匠である歌川国藤の元で、絵師になるために奮闘する姿に感動しました。