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『デート・ア・ライブ』新シリーズ。主役は『デート・ア・バレット』に続き、アニメ界のコスプレ&フィギュア化女王の異名(?)を持つ、時崎狂三嬢。「やっぱり狂三人気すげーな」と思いつつ、私も狂三が大好きなので早速手に取ってみた。
『デート・ア・ライブ』本編後の世界が舞台。女子大生となった狂三が"魔術工芸品犯罪(アーティファクト・クライム)"を専門に扱う探偵となり、魔術工芸品によって引き起こされる不可思議な事件を解決していくお話。
ぶっちゃけ、内容にはそんなに期待していなかったのだが・・・いやはや、なかなかに良き一冊であった。狂三は言わずもがな、新キャラの騒がしお嬢さま・茉莉花も楽しい良キャラ。本格ミステリーとはいかないが(そもそもそれを目指した作品でもなく。)、本書で伏線回収もしっかりされて完結しており、手軽にファンタジー・ミステリーが楽しめる、良きスピンオフ。帯に「新シリーズ!」と書かれていたので、是非とも続編に期待したい!
それにしても表紙の狂三嬢のイラストがふつくし過ぎて(悶絶)。フィギュア化女王の異名(?)を持つ彼女のこと・・・きっと出る!(願望)