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なんか興味がわく概念。メタバースが一般的になったら、年齢差が意識されることが減る社会が構築されるかな、と思っていた。消齢の兆候がどこに表れているのか知りたい
#消齢化社会
#博報堂生活総合研究所
23/8/7出版
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き
#読みたい本
https://amzn.to/3OGXxKp
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<目次>
第1章 消齢化の発見
第2章 消齢化の背景
第3章 消齢化の未来
第4章 有識者と考える「消齢化社会」
終章 発想転換のための8つのヒント
<内容>
「消齢化」。いわゆるジェネレーションギャップのようなものが薄れている状態。年齢によるファッション、流行、感覚の差がなくなっている状態。博報堂生活総合研究所が何十年も定点観測やアンケートを重ねた結果見えてきたものだそうで、自分も読んでいて感覚的に違和感がなかった。80、90年代の流行歌の再流行、本の帯にあるような男性ファッションの類型化など。さすが博報堂は、これについて有識者へのインタビューと、8つの提案をしている。
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「ハンバーグが好き」「夫婦はどんなことがあっても離婚しない方がよいと思う」…博報堂生活総合研究所が1992年から続けている「生活定点」調査を分析したところ、今、多くの側面で年齢による価値観や好みの差が小さくなっていることを発見。30年分の生活者データを基に、この「消齢化」の背景や、今後日本で起きる変化の予測などを紹介します。年代などの属性に捉われない未来を前向きに考えていくためのヒントが詰まっています。
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個人的には儒教的な封建主義が薄まっているので、年齢の均等化がはじまっていると思います。
見た目も若い60代がいる一方、本当に30代という体型の方もいるので、心身ともにボーダレスになっているのかもしれません。
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消齢化社会の分析を通じて、年齢や性別の垣根を越えた現代消費トレンドを浮き彫りにした魅力的な本。例えば、高齢者が若者向けブランドを着用する現象や、ファッションのジェンダーレス化が顕著。これらの変化は新たな消費機会を生み出しており、老若男女問わず共通の価値観や趣味が増えていることを示している。博報堂の「生活定点」調査に基づく分析もあり、読む価値あり。
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『#消齢化社会』
ほぼ日書評 Day739
デモグラフィック分析の王道である年齢別の区分が、急速にその意味を失っている。
食べ物や洋服の好み等における年代別の差異がほとんどなくなり、「年相応」や「適齢期」といった固定観念ももはや過去のものになりつつあるのだ。
それは、一方では個々人の好みに忠実な生き方への志向が強まったこと、もう一方では、変化のない時代、あるいは皆が同じような経験をし、親より上の階層に行く経験をしていない時代といった背景があるという。
結果として製品開発やマーケティングにも大きな影響が出る。
ひとことで言えば、違いを切り分けるセグメント分類・差別化から、同じ探し(共通点)、記号化ファッションへの移行。
ある観点では「横串」、つまり年齢別のセグメンテーション&ターゲティングから、「縦串」、すなわち好みや行動様式によるそれへの移行である。
齢を重ねても行動様式が大きく変化しないのであれば、長く使い続けられるSLTV(超ライフタイムバリュー)商品への嗜好も強まる可能性が高い。年代性別を問わない超ユニバーサル商品についても同様だ。
いずれにせよ、従来の供給側の常識を大いに変えていかないと、新たな時代での生き残りが難しい。逆に、新たな参入においては大きなビジネスチャンスになる観点だ。
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240104002
新しい常識とまではいかないが切り口としての消齢化という考えは面白い。
無変化の常態化、前世代退出による価値観の同質化、社会的加齢の消失→消齢化の進展
⏬
①実年齢から実質年齢への生き方再編
②中間層中心の世界への転換
③地域同質化による地域格差の緩和
④サービスのタテ串化
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タイトルに興味惹かれ、読んでみた。
年代間の関心の差が小さくなっていく、データとして見ることでその実態は確かに実感できる。 面白いのは、中央に収斂する例もあり、必ずしも同質化してる訳ではないこと。 セグメンテーションが意味をなさなくなる一方、新たな需要に繋がるかもしれないという面からも、注目して見ていきたいと思った。
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年齢による違いが消えていくと説く。確かに60歳台になってみて、昔の60歳台のおじいさんといっしょにされたくないなとか思い、読んでみる。消費者調査で、以前は年台によって差がみられた考え方が縮まってきていることを明らかにしている。確かにそうだなと思うところは実感としてもあり納得できる。