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恋愛至上主義からの解放
2024/01/07 06:05
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
真実の恋を見つけたら損害賠償も慰謝料も無しで婚約破棄や離婚が出来る国のお話。
面白かったけど、終盤、パトリックの「踊るか?」対しクリスティーヌが「いえ。大丈夫です」と答えたのに違和感。世界観に合う断り文句を使って欲しい。
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「恋愛至上主義」という価値観やこの国独自の常識が、まさかその国の存亡に関わることになろうとは。
それを齎した人の執念がまた怖い。
そもそもその恋愛至上主義をこの国に植え付けた方法と理由が……同情はするけども……
鬼宰相と呼ばれるレオンとひょんなことで契約結婚したクリスティーヌのお仕事ストーリー。
何故この国が「恋愛至上主義」になってしまったのか、その謎解きとひっくり返し方も関わるので、思っていたよりもお仕事ストーリーだった。
クリスティーヌとレオンの3年越しの恋愛も描かれるが、恋愛面に関しては個人的にはモヤモヤする羽目に。
浮気は絶対しないと言ってる割に、補佐官のミュラー(正体を隠しているクリスティーヌ)を溺愛中。
彼女は敢えて周りに正体を隠しているので、彼女視点や対外的には旦那が他人と浮気していることに。
約束が違うではないかと、彼女自身も割と終わりになってツッコミ入れてたし。
気付くの遅い。
自分もそれに割と序盤に気付いてから、レオンに好感情が抱けなくて非常に困った。
最終盤になって諸々の種明かしがされてからはなるほどねーと思ったのだが、それまでは正直しんどかった。
もっと早めに種明かししてほしかった……それまでは約束守らない不誠実なやつ扱いする羽目になったので。
ごめんよ、レオン。
結局契約妻の有能っぷりに惚れて溺愛する鬼宰相の話だったよ……
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恋愛至上主義を掲げ、それにより信用を失った国で、契約結婚をしたクリスティーヌのお話。夫と顔を合わせないはずが、めきめき出世して夫の補佐官に……というのは面白かったです!
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とても楽しめました。
恋愛至上主義な異世界かと思ったら、陰謀による王国の危機とは意外でした。
契約婚は相愛でハッピーエンドで完結してますが、続刊あるのでしょうか?