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感想
清く正しく生きられない。だからみんなから遠ざかる。だけどお日様の下で笑ってたい。でも。陰がない人なんていない。それでも前を向いている。
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最後の「おっぱいの森」は、内容にかなりびっくりしましたが、主人公の美子さんの悲しみがよく分かるお話でした。悲しみや苦しみに共感できたら、評価は高くなると思います。
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短編集でどれも死がテーマにある。
モンゴルの話が一番好きだな。
少しずつ彼と近付く感じが。
身近な人がまだ亡くなったことがないのでここまでの悲しみを味わったことがないけど、いつかよりこの登場人物の気持ちが分かるようになるかも。
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過去や現状でドン底にいながらも、あることをきっかけに前向きになっていく。
まさに、今までの自分とさよならして、新しい一歩を踏み出していく話がつまった短編集
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心に傷を負った3人の女性が主人公の短編集。
最後のおっぱいの森はちょっとびっくりしました。3人の女性が幸せになっているといいな、私も前を向いて生きていきたいなと思わせてくれる本でした。
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司書さんに勧められて読んでいたら、途中で再読だと気づいた。
「あなたは変われないよ」「変わろうとしても変えられない部分は変わらなくない?」と言われた後だったから、そうかもしれないけど、それでも、何かのきっかけで生じる些細なさざなみが「私」を変えることにはなる。それは、きっと、根本が変わっていないのだとしても。
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2024年4冊目
小川糸さん/さようなら、私
「今の自分を変えたい」そんな思いを持つ3人の女性の短編集。
帯にもあるように、お話の舞台はモンゴル、カナダ。
旅先で新しい自分を見つけていく主人公の姿が清々しかった。
#読了
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あらゆる境遇での女性の『転機』のお話。
自分と重なるようなエピソードではなかったが
でも、読んでいて胸が押さえつけられるような
感覚と共に涙が流れた。
それぞれが抱えてる闇が深くて深くて痛くて
それでも乗り越えて前を向けている姿に勇気をもらえた。
私だけ過去に囚われたまま
たった一方先へも前に進めないままで
ずっとずっと荒い海で溺れているような
息するのも苦しい毎日からなんとか脱したくて
探していたときにこの本に出会った。
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人が、どうしようもない行き場のない悲しみや苦しみを抱えた時、自分の人生に何の希望も持てなくなった時、
ふとした出会いやきっかけで
人生の見方が変わり少しづつ再生していく。
そういう、再生の物語三篇
私には、あまり実感のわかない飛び抜けた?現実
味のないお話でしたが、主人公の心の葛藤や暗闇が少しづつ解ける感じがとても良かったです。
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「さようなら、私」
今までの自分にさようならをして、
新しい自分を迎える。そんなイメージ。
今の自分があるのは、間違いなく過去の自分がいるからで、過去の自分が正しかろうが間違いだろうが、それは変えられない事実。
今までの自分にさようならをするのがいいのか悪いのかは、その人にしかわからないことだけど、
さようならをして、よりよい自分になっていくなら賛成だと思う。
というか、大きいことじゃなくても、人間って少なからず過去の自分に日々さようならをしているんじゃないかなあ。
この本で一番心が打たれたのは
「死んで生き返っても楓の母になりたい。」
私はその言葉を、そのまま親に送りたい。
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トラウマや痛みを抱えた女性3人が
旅をきっかけに過去の自分を清算して大切なものに気付く3つのお話。
ほろほろ泣けた。傷が少しずつ、ゆっくり癒えていく。