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廣島玲子さんの新作!
差し込まれた挿画もカラーで綺麗。
必要とする写真を撮ってくれる不思議な写真館。
主が少年リューというのも雰囲気があっていい。
1話目があたたかな感じだったので、そういう雰囲気なのね、と思ったら、そうとばかりはいかないのが廣島玲子さん。
2話目のシャロくんは、きっとそうだと思っていた。
こういう予想が当たるとなんだか嬉しい。
イン氏の話はまったく想像できなかった。
ああいうの大好き。
リューが写真館の主となる経緯が語られる最終話も美しい。ぜひともシリーズ化してほしい。
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4年から。写真館にであった人に、必要としているものの写真を撮るリュー。代わりに、ある大切なものをお代として頂いていく。最終章に大切な設定が書かれているので、次作が楽しみになる。魔石館シリーズよりもキャラクター寄りで、されど落ち着いたキャラクターは少し大人びた4年生からおすすめ。
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廣嶋玲子さんの作品は児童書なのかどうなのか分かりづらいものがあって,手に取るかどうか悩む時がある。この作品も角川つばさ文庫からの単行本なので児童書なのだろう。
しかし内容的には子どもが読んで面白いようには思えない。謎である。
あの世とこの世の間にあるらしい写真館では依頼者の本当に取りたい写真を撮ってくれる代わりに依頼者の大事なものを差し出さなければいけない,と言う話。
「記念写真」
「連写」
「尋ね人」
「ポートレート」
「証明写真」
「カメラ」
「エピローグ」
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ノリにノッている廣嶋玲子さんの新しいシリーズ。
まだ一巻しか出ていないけど、きっとシリーズになるはず。
訪れた人の本当の姿、望んでいる姿を映してくれる写真館。廣嶋さんならではの優しさと暖かさと、少しの毒、闇が混在して、なんともいえない余韻を残してくれる。
早く続きが読みたい。
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大切な人に届ける写真、人生最後の記念撮影、未来や過去の自分、現実ではありえない瞬間…。客が「必要とする」1枚を撮ってくれる写真館。暖かさのなかにもチクっと刺さる毒があったりして、どのお話も面白かった。なかでも、リューが写真館の主になるまでのお話が好き。挿絵も綺麗でした。シリーズ化すると良いなあ。