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表紙にひかれてパラパラめくってみると、三重県の地名がたくさん出てきていたので思わず買ってしまった。田丸城跡は小学校の遠足の定番です。
子供を殺されても何とも思わないような忍者の文化は、非情で合理的。そこに反旗を翻し里を抜ける忍者がいて、、、策略と欲が絡み合うようにしながら戦になだれこんでいくという話。
今後、この本に出てくる下人達みたいな非情な態度になる人を見かけたら、実はこの人忍者なんだと思うことにする。
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2011年7月30日読了。
時は戦国。忍びの無門は伊賀一の腕を持ちながら無類の怠け者。
女房のお国に稼ぎのなさを咎められ、百文の褒美目当てに他家の伊賀者を殺める。
このとき、伊賀攻略を狙う織田信雄軍と百地三太夫率いる伊賀忍び軍団との、壮絶な戦の火蓋が切って落とされた一。
「のぼうの城」の和田竜氏が織田家と伊賀の攻防を描いたエンターテイメント作品。
主人公の無門とライバル日置大膳の キャラクターがとても面白かったです。
そのキャラクターに引っ張られてぐんぐん読めるのですが、「のぼうの城」ほどワクワク出来なかったのが残念でした。
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まだ読みめたばかりだけれど、どうにも読みにくい文章だ。拙いところが諸所ある。以前読んだ『のぼうの城』はとりわけ読みにくいとは思わなかったのに、なぜだろう。
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和田竜2作目。
この方の本は読みだすと最後まで一気に引き込まれる。
最初は人の名前を確認するのに手いっぱいですが(苦笑
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「破天荒」「痛快無比」「圧倒的快作」という帯やあらすじの言葉につられて読んではみたものの…
正直そこまでか?という感じ。
主人公の”飄々としてるけど実は凄腕”って個人的にはどツボな設定なんだけど、結局はテンプレの域を出なかったのが残念。
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史実を絡ませながら創作するこの作者のスタイルに,ぐいぐいと引き込まれ,一気に読破してしまった。「忍者観」というのだろうか・・・。忍者をどうとらえ,どう読み解くか・・・。難しく考えずとも,面白い!!のは間違いない。
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伊賀の忍び達は、給料が良いかどうかで物事を判断してるところは興味深かったけど、やっぱり伊勢の武士の方が読んでて面白いなあ。
義理人情とかに弱い。
だから大膳みたいなのが好きだな〜平兵衛とかもいいな〜
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是非映画化!
でも日本人監督ではなくて、300の監督、ザック・スナイダーでお願いします!
もうすぐエンジェルウォーズが公開するね!
圧倒的なスピードと迫力・疾走感!
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この作者の作品は呼んでいるとその情景を頭の中で思い描きやすいです。マンガみたいな小説で、さくっと読めます。
最近のマンガとかに出てくる忍者とはまた違った、どこかリアリティのある忍者が印象的です。
無門かっけぇ
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史実とフィクションの融合が本当にうまい。のぼうの城もよかったけどこっちのほうが好きだなぁ。忍者と武士の戦いの迫力は痛快でした。
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超人だらけの戦国時代を強引にぎゅっと纏めた感じ
三国無双みたいな感じ。
戦闘シーンより、心の読み合い、心理戦をもっと観たかった
けどだいぶ好き
とにかく無門は超人
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テーマが忍者だと、どうしても「梟の城」と比べてしまいます。向こうの木猿がとても魅力的だっただけに、お国が少し残念でした。
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最初は、主人公は登場しない。しかも、登場時はどちらかというと敵役っぽく、感情移入できないキャラだった。最初は誰が主人公かもわからなかった。忍びの世界で珍しく人の感情を持つ男に思いを重ねてしまう。しかし、彼の弟を死にいたらしめる非常な男こそが、この物語の主人公なのだ。忍びの国という独特の世界が、読み手を物語の中に引きずり込む。
私は、グイグイ引きずり込まれた。(^◇^)
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戦国の世、忠義や名誉のために戦う武士たちを横目に、まったく異なる道理にしたがって戦ばたらきをする男たちがいた。伊賀の忍びたち。ただ金と欲得のためにわざをみがき、日々戦に明け暮れる彼らは、卑怯者とのそしりを歯牙にもかけず、ときに裏切り、だまし討ち、肉親同士でも殺し合い……。
そんな中、とりわけて伊賀者らしい男がいた。名は無門。ずばぬけた身体能力とわざをもち、怖いもの知らずとしか思えないこの男には、ただひとつの弱みがあった。一目ぼれしてさらってきた女、お国にだけは、まるきり頭があがらない。育ちのいいお国は、無門のもってくる稼ぎくらいではとても満足がいかず、もっと稼いでこないことには、家に上げさえてもくれない。(その家はもともと無門の家のはずなのだけれど)本来は怠け者で、あまり積極的に働く気もしない無門だが、お国を家に置いてからは、せっせと稼いでこねばならなくなる。
やがて、伊賀者と織田家とのあいだにはりめぐらされた謀略が、かつてない壮絶な戦をまき起こすが……
のぼうの城のときにも思ったけれど、まさしく極上のエンターテイメント。盛り上がる展開、ダイナミックな戦闘、なによりキャラクターの魅力!
さまざまな事情があいまって織田家について働くことになった武者・大膳との対決に話が向かっていくのだけれど、大膳がまたすごく魅力的なんです。名を知られた武将で、いかにも武者然とした堂々たる戦いぶりの、気持ちのいい人物で、無門とは対照的。そのふたりの対決が熱い。
非道をもって知られる伊賀に生まれ育ち、とりたてて疑問も持たないまま、金のためにいくらでも人を殺してきた無門が、物語の最後に、どうかわるのかということ。そこも読みどころ。
面白かったです。
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史実的描写や感情移入しにくいキャラクター達に最初なかなかその世界に入り込め切れずにいたけど、最後はさすが、頁をめくる早さが変わっていくのがわかる。
頁をめくると一緒に忍や侍達が魅力的になっていく。
無門、かっちょいいです。
文吾、あんま好きでないです。