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面白いです
2016/09/30 14:46
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投稿者:なつみかん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「何者」の映画化がされることに伴い、購入しました。話題の作者ですし、懐かしくもあり、読みやすい内容かと思いました。
就活生の揺れる心情を探れる作品
2016/08/06 09:50
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投稿者:翠 - この投稿者のレビュー一覧を見る
朝井さんの実体験が反映されているとしたら、この作品は12月説明解禁、4月採用開始の頃の話しですね。 現在就活中の学生さんとは事情がズレますが、就活に直面している学生さんには共鳴するところが多い作品なのではないでしょうか。
自分の問題なのに、同級生の就活進捗状況に揺れてしまう。嫉妬や焦り、不安との戦い。仲間のちょっとした言葉のやり取りに過敏に反応しあい、変わる距離感。アイデンティティに強く向き合う息苦しい生活。 就活に苦悩する若者達の不安定感がリアルに描写されていると思います。
登場人物を朝井さんの出身校である早稲田の学生さんで連想するとしっくりきます。
学生目線で書かれているので、就活生の親御さんもお子さんの心情を汲み取る参考になる本だと思います。
就活生の揺れる心情を探れる作品
2016/08/06 09:46
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投稿者:翠 - この投稿者のレビュー一覧を見る
朝井さんの実体験が反映されているとしたら、この作品は12月説明解禁、4月採用開始の頃の話しですね。 現在就活中の学生さんとは事情がズレますが、就活に直面している学生さんには共鳴するところが多い作品なのではないでしょうか。
自分の問題なのに、同級生の就活進捗状況に揺れてしまう。嫉妬や焦り、不安との戦い。仲間のちょっとした言葉のやり取りに過敏に反応しあい、変わる距離感。アイデンティティに強く向き合う息苦しい生活。 就活に苦悩する若者達の不安定感がリアルに描写されていると思います。
登場人物を朝井さんの出身校である早稲田の学生さんで連想するとしっくりきます。
学生目線で書かれているので、就活生の親御さんもお子さんの心情を汲み取る参考になる本だと思います。
ただ、ただ驚き
2016/05/26 02:01
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投稿者:NT - この投稿者のレビュー一覧を見る
最年少の直木賞作家である著者の方に以前から興味があり、受賞作品であるこの本を読みました。就活がテーマになっていますが、わたしはSNSを全く使わないので、そこも気になって読みました。SNSの仕組みもよくわかるし、それを通して人の裏表を垣間見た思いです。しかも、著者の方はきっとこの本を書いているのと近い時期に就活をされていたと思われ、凄いと思います。文章の表現もとてもきれいでした。この本に出逢えてよかったです。
何者
2015/10/15 17:08
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投稿者:シホ - この投稿者のレビュー一覧を見る
こんなにリアルで自分と重ね合わせて読み進めていった小説はなかった!まさに今の私とリンクしていて、考えるところかいっぱいあった。今の自分を見返す、きっかけとなった一冊。
イタイ
2015/10/09 13:53
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投稿者:ぶぅ - この投稿者のレビュー一覧を見る
SNSで簡単に個性を表現できるようになった一方で、何か人と違う、誰もが認める個性がないと不安で不安で仕方がない、他人を落とし入れたくなってしまう。そんな誰もが抱える感情が表現されていて、読んでいて恥ずかしくなった。特に就活なんて、自分を評価されて、他人と比較され、現実を突きつけられる。こんな怖いことはない。でも、それを乗り越えた時に違う世界がみえてくるんじゃないかな。
直木賞に納得
2015/09/29 19:52
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投稿者:あおし - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても面白く読みました。
今風のネットの世界を描いているけれど、昔から変わらない、
本音とたてまえの世界っていうのが、読んでいて苦しいけれど、
リアルに描かれていて、面白かったです。
今風
2015/09/24 23:14
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投稿者:とちうし - この投稿者のレビュー一覧を見る
ツイッタ―もフェイスブックもやらないものとしては、今はこんな感じでつながっているのかなと思いながら読んでいました。
今に限らず若者の永遠のテーマである、自分が何者かをもがきながら探っていく心理を描出しています。
本当の実力者が少ない世の中にて、いかに自分が薄っぺらいかに、どのようにきづいていくか、きづいてしまった葛藤はどうするか、など心理の変化の描出が面白いです。
自分がどうなのか、もう一度見直してみたいと思う作品です
負のオーラ
2015/09/07 13:36
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投稿者:bug - この投稿者のレビュー一覧を見る
すごくおもしろくて、一気読み。
5人の主要人物(就活生)のうち、コータロー以外は皆、負のオーラを放っている。友達のふりをしながら、心の中では相手を馬鹿にしている。それなら一緒にいなければいいのに。多分、相手を見下すことによってしか自尊心を保てないのだろう。
そして、挙句の果てに、相手がそのように自分を馬鹿にしている、と直接ぶつけて非難する。自分だって同じことをしているのに。
それにしても、そういう醜い自分の本音(友達の悪口)を、インターネット上に放出するというのは信じられない。日記にでも書いて引き出しにしまっておけばいいのに。
何者か
2015/08/25 13:05
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投稿者:こわ - この投稿者のレビュー一覧を見る
他者を主観で評価している主人公は、他人の意識の高さを嘲笑する嗜好がある。だが他人からみた主人公は何様なのだろうか。そんな話でした