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面白かった〜。阿川佐和子さんを知ったのはyom yomがキッカケ。yom yomに掲載されている阿川さんの小説は毎回面白い!作者の名前自体は知ってたけど、エッセイの人ってイメージでした。すきな作家が増えました♪
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阿川佐和子は『TVタックル』のイメージしかなく、
とても作家のようには見えなかったのだけれども、
いやはや、しっかりした作品を書いていらっしゃる!
テンポがとてもいいし、何より、食事が美味そう。
スープ・オペラというタイトルはピンとこないんだけど、
登場人物のキャラクターもしっかりと描かれているし、
キチンとオチも用意してあるから、最後まで読めます。
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タイトル借り。
女性作家のこういうおっとりとした小説好きだよ。
トニーさんと、康介と、主人公のルイの、親子かもしれない、恋人かもしれないって感じで織りなす共同生活の話。
結構唐突で、結構最後もほったらかしのまま終わるんだけども、なんとなく、「こういう時間とか、奇妙だし、ずっと続かないのに、心地いい時間ってあるよね」って思った。
人と関わる時、そんな長くいたわけじゃないのに妙に記憶に残ってる時間だったり、「この人と一緒にいたのなんてここ1、2年なんだよな」って思うこととか、そういう時間だったり出会いってのはいいもんなんだよね。
これからいくつそういうことがあるか分からないけど、そういう時間を大切にしようって思えた。
あと、タイトルにある「スープ」。
もうスープが出てくる度に「おいしそー」って思った。
この本に出てくる食べ物はどれもおいしそうだったよ。
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図書館でふと目に入って、映画の予告編を見ていたから、自分が好きそうなタイプの本だな、と思って借りてみた。
予想的中。
ほっこり、ゆったり、まったりな本。
出てくる登場人物は、みんなどこか突拍子もないキャラクターで
「現実にこんな人いるかしら?」って思うけど、それも受け入れられていく世界。
作中に出てくる料理、どれも一度は食べてみたいなぁ。
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やたらとスープがのみたくなって、これを読んでる間何回スープを作ったことか。ほんとにおいしそう!
それに登場人物がみんな個性的で魅力的。恋人、親子、友達のように関係にハッキリした名前がついてなくてもかけがえのない人間関係っていいなぁー。恋人、親子でなくてもお互い相手を大切に思う気持ち、それが大切なんだな。
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面白かった!
ルイ、最初はパッとしなくて地味な感じのタイプとおもってたけど、何か人間的に魅力があるんじゃないかな?何気に皆に愛されてるような感じ?
康介に振り回され気味で辛い思いしたり、トニーさんにドキッてしちゃうようなところもあるけど、実は芯が強い人のような。だから周りの人ートバちゃんにしろ、奈々子にしろ、なんだかんだ色んな人に求められてるんじゃないかな。
一緒にいて何故か安心できちゃう 存在って大きいもんね!
これから三人はどうなっていくんだろう?ずっと三人で暮らしていくのかな?そのうちに本物の家族になっていくのかな?それともその時が来たら自然と離れていくのかしら。
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2010/10/02より開幕、同タイトルの映画の原作です。文教大学湘南図書館がロケで使われました。作者の阿川佐和子さんは、食いしん坊に違いない。鶏がらスープ、気になります。
湘南OPAC : http://sopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1540943
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独身アラサー女性の主人公ルイ。
育ての親である破天荒な叔母が突然家を出てしまう。
一人ぼっちかと思いきや、ひょんな事から年齢も経歴もまるで違う男性二人と住む事に。
恋人でも家族でもない三人が作り出す不思議な世界観が温かいスープを食べた時のようにほっこりする物語。
そして、登場人物たちが持つ、独特の[人間関係観]は現代社会に生きる私たちに生きるヒントをくれている気がする。
女性作家らしい、のんびりしたストーリー
殺人事件が起きるでも、大義名分が語られるでも無く、「オチの無い」女性同士の会話を聞いているような展開。
だから緊張感無く読める本でした。
スリルを楽しみたい人には向かないかも。
そして、料理に関する描写がとっても細かくて、素敵
美味しそうなスープのレシピが沢山描かれていて、温かいスープが飲みたくなる一冊。
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今の時代だと言う設定なんだろうけれど、どこかセピアがかった雰囲気が漂う 大人の童話かな。
現実的に考えると、ありえないのだろうなぁ。。。と思う。
それでも、こういうのも
「もし、可能であるなら、ありなんじゃなぃ?」
なんて素直に感じられた。
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母から借りる。
今の私の気分にぴったりだった。
一人もいいけど人と関わるのもやっぱり悪くない。
っていうかそれが人間なのだ。
でもとくにがんばるわけでもないけど。
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2010年10月読了。
なんとなく手にとってみたが、期待以上に面白かったといえる作品。
料理のエッセイ本かと思われるほどのリアルな料理の描写はとても美味しそうだしあたたかくて、この小説を魅力的にする最大の要因だったと思う。
年齢的なことからみても、この先何年もずっとこうしていられるわけじゃないし、康介も頼りにならないし、なんだかふわふわした関係なんだけど、血のつながりがない人たちがこうして暖かく暮らせるんだっていうこと自体が素敵と思わせてくれるお話でした。
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ルイやトバちゃんの作ったスープがおいしそうなことこの上ない!
奇妙な共同生活がとても面白くて、なんだか心の温まる一冊。
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突然一緒に暮らすことになった、3人。
登場人物がみな個性豊かで、特に実際には最初と後半にしか登場しないトバちゃんの存在感がユーモラスで頼もしい。
こんな関係、ちょっとうらやましかったデス!
サクサク読めました。
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ずっと叔母さんと二人暮らしだったルイに、大きな転機が…。
それとともに、人付き合いの苦手なルイがその殻を破いていきます。
ちょっといかした男たちとのおかしな同居生活。でも、その食卓には、おいしいスープが必ずつきます。読んでいても美味しさが伝わってくるくらい♪
初めての阿川作品でしたが、面白かったです。
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阿川佐和子のエッセイは好きでよく読んでいたけど、小説も結構面白いんだ、というのが今回の発見。
でも、登場人物のイメージが、どうしても映画の配役にひっぱられてしまいます。