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「30代OL風に超訳」「令和言葉で読む紫式部日記」「1000年前も現代も、悩むことは皆同じ」などのフレーズが興味をそそり、購入しました。
でも、なかなかそんな簡単でなかったです。
筆者は「中学生でも読めるように」したということですが、1つ1つの単語の読みにくさや、私の基礎知識の無さから、読みにくいと感じました。
「レベチ」や「エモい」などの言葉で分かりにくさを補っているが、それでもとても読みづらい。建物のつくりや衣装、登場人物の名前なども役職名が難しく、結局だれのことをさしているのか理解が追い付かなかった。
専門家と、このごく普通の私が読んだときのこの乖離が、結局は敷居をあげてしまっているんじゃないかな。
もっともっと簡素化して訳してほしかった。…そうすると、もう「紫式部日記」の訳ではなくなってしまうのだろうか?
途中猫が解説をしてはくれるが、分断されて分かりにくい。それに、しょっちゅう解説が出てくるということは、それほどまでに解説を追記しなければ理解できないということでもある。
紫式部日記について書かれた本はたくさんあるが、どの本もだいたいこんな感じだなと思う。分かりにくさが先にたって、「?」と思ったまま終わってしまう。
やはり映像で見るのが1番なのかなと思った。
無理やり最近の言葉をあてがった感が否めない。
求めるのはそこではなかった。。
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紫式部日記を令和の30代OL言葉で
中高生から読める
○すらすらと今様に読める
○猫ちゃんが注釈してくれるのだけど、そこで本文がブツブツ切れてしまうので、まとめて章の間などに置いてもらったほうが読みやすかったかも
○後宮での“いじめ”事件の追加の説明があって背景がわかりやすかった
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本書の中の言葉で
「彰子の出産レポと宮仕えライフハック」本。
大河ドラマのための予習はバッチリ!
わかりやすいし、チョイチョイ入る注釈もありがたい。
引きこもり体質で、あまり他人に興味なさそうなのに
ファッションチェックが厳しい。人間関係が大変な職場では観察力も必要なことを教えてくれる。でも目立たないように、自分をお馬鹿に見せて、ゆるふわに振る舞う必要あったのかなぁ。結局、そんな自分や世の中を憂いて出家を望むようになったのでは。
現代でも通用する処世術だけど、シンドそう。
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ざっくりどんな内容なのかを知るにはちょうど良かった。知識をひけらかすようなことをすると悪く言われる(悪く言う人がいる)とかいつの時代もそういうのがあるんだな。