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今後も継続して求められるであろう、ものをつくる(創造する)人。ソニーでプレステの構想、開発、立ち上げ、事業運営にたずさわり、その後楽天でも役員などを経験されている茶谷さんの視点で、ものをつくるのに必要な考え方、視点、方法などをまとめた本である。
各項目毎に独立した内容になっているので読みやすい。
読んでみて自分なりに感じたことは、つくれる様になるには、自分が好きでたまらず続けても苦にならない仕事を追い求める事。これに尽きるのでは無いかと思う。
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p31 AIは人間の能力を拡張する、AIは手法を再評価する
p42 ソニーでは昔から仕事は一番忙しい人に頼め
p50 ルールは、守るのではなく、作る
p94 始めるのは簡単だが、やめるのは難しい
p219 後藤新平 金を残して死ぬのは下、事業を残して死ぬのは中、人を残して死ぬのが上だ
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徹底的にもの・ことづくりにこだわったコツを集めたもの。個人がいかに妄想を広げていくかを強調している点が興味深い。書籍プレゼントの応募し当選して手にした本であるが、結構拾い物(失礼)で気楽に読めた。この手の本を読んでいて共通することであるが、本書に書かれていない、本当の”コツ”があるにではないかと思ってしまう。
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いわゆるイノベーションの方法が比較的平易な文章で述べられていた。
似たような内容の本はいくつもあるが、難しい言葉で書かれていることが多くとっつきにくかったイノベーションに関して学ぶための入門編といえそう。
・価値あるプロダクトやサービスを考える練習
他企業のプロダクトやサービスに関して、これは何のためにやっているのかと考える癖をつける。
・業界動向を知るには人材の移動や募集をみる
そこからどんな事業に力を入れていくのかが読める
・規矩作法 守りつくして破るとも 離るるとても本を忘るな by千利休
型を破るにしても、原点、目的は忘れてはならない
・結局はその仕事が好きでたまらないかどうかに尽きる
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プレイステーションの開発に携わったほか、楽天やKPMGも歴任された筆者による「ものづくり論」。
私は元々文系の人間だが、現在の職場では、機械やプラントの設計をするエンジニア達に囲まれている。エンジニアリングに求められるマインドや能力について改めて考えてみたくなり、手に取った。いつものように、いくつか心に残ったポイントをメモに残しておく。
・「早すぎる」こともあるので途中でやめないことが大切。アイディアをすぐに却下してお蔵入りさせてはいけない。ナレッジとして蓄積が必要。可能性の芽を摘まない。
・収益が得られない時期に我慢して先行投資することが重要。種を撒いても、すぐに芽は出ない。1年後に突然目が出ることもある。ずっと先まで実がならない。
・エンジニアリングは、実世界の多様な条件に耐えられる力を与える役割。多様な条件を1つ1つ想像し、潰していかねばならない。
・エンジニアリングは地道な作業。1つずつ仮説を立てて実験して検証する。ユーザーは通常「有り得ない」使い方をするリスクがあり、そこまで想定して試験することもある。
・ゲーム機の開発はターゲットが「子供」であり、マニュアルが無くても感覚的に操作して楽しめるように設計する。ここまで徹底したユーザー目線も、エンジニアリング思考に必要ではないか。
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文系人間ですが、今後の働き方について、またワークフローの工程を組み替えていく上ですごく参考になりました。DXがすすみ、テクノロジーも進んでいているため、今までと同じでは通用しなくなってきていて、仕事においてもレシピの内容を変えていかないと思いました!子供視点は大人にとっても大事なポイントだと思います!難しいことをかんたんにしたい。いいきっかけになりそうです。