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テンポよく物語が展開され、解決までもったいぶることもなく、ストレスなく読むことができた。息抜きに読むにはピッタリ。
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成田国際空港警察署に、署長として赴任した、仁志村賢作。
赴任直後から、フットワーク軽く、空港内をパトロールして、皆んなを驚かしている。
彼の評価は、
人嫌いで、酷薄で、唯我独尊。
不遜且つ強権的。
腰は低いが、いざ事件に対処する際の態度は、まるで別人。有無を言わせぬ押しの強さと、反論を許さぬ威圧感の持ち主。
毀誉褒貶の激しい人。
同情も憐憫もなく、他人を、自分がのしあがるための踏み台にする、出世欲の権化。
犯人にどれだけ酌量すべき事情があろうと、眉一つうごかさない、冷血漢。
またまた、面白いヒーローが現れた。
当然、続編は有りだろう。
期待が膨らむ。
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犯人を逮捕するためなら手段を選ばない仁志村が成田国際空港警察署長として赴任してきた。
この署長が事件を解決するのだがその手際が鮮やか。スッとするし面白い。
5篇の短編だけど、最後の2篇は連続物。小さな事件を解決していく感じかと思ったら、どんどん大きな事件になっていく。
最後、あんなに派手な事件になってしまったけど、続きを読みたい。シリーズになるんだろうか?
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またまた強烈な個性のキャラが登場。成田空港の警察署長、なかなかの威圧感と押しの強さで空港に関わる犯罪と対峙していくのは面白い。作品の核となる後半の事件は、昔を知るものにはある意味そんな時代もあったと感じさせる中身ではあるものの、少し派手になりすぎでは・・・。
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空港内の警察のお仕事のお話。
主人公位の考え方で普通。
むしろ世の中甘甘緩緩で犯罪した者勝ちになってきている。
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【収録作品】一 セレブリティ/二 ATB(エアーターンバック)/三 イミグレーション/四 エマージェンシー・ランディング/最終話 テロリズム
癖があるが敏腕の新任の警察署長・仁志村が空港でのさまざまな事件を解決する連作。
情に流されず、誰にも忖度せずに、的確な判断をくだしていく姿は気持ちがいい。敵に回したくはないが、味方なら頼もしいことこの上ない。ただ、こっちの内心も見透かされるだろうだから、空港職員の咲良ではないが、お近づきにはなりたくない。
シリーズ化するかな。期待。
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空港GSの仕事の裏側を知ることができて面白かった。
後半は空港警察の新署長の活躍。
なんでもお見通しなんだな。
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またまた新しいヒーローの誕生なんですかね。
アマゾネス・高頭さんさえ恐れる仁志村署長。何となく文体が今までとは違うような。ちょっと乾いた印象なのは、実は管理職が主人公だからかな。
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成田空港警察に新しく配属された二志村署長。
グランドスタッフの蓮見咲良と一緒に事件解決していくストーリーかと思いましたが、前半3作は短編でしたが、後半2作は二志村署長の独壇場でした。
空港あるあるのカスタマー話も面白く、あっという間に読み終わりました。アマゾネス高頭冴子も登場して、元気に復活して何より…と妙な感想を抱いたり…。
新しいシリーズになるんだったら楽しみです。
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空港警察が主役というのは比較的新しい気がした。ネタ的には空港が舞台の犯罪ということで限られてはくるが、主役の仁志村のキャラは好き。ちょっと「翔んでる警視」の岩崎白昼夢さんを思い出させる感じがした。
シリーズになりそう。その際には、もう少しGSスタッフの活躍もみたい。
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題名より帯に「空港の運命を握るのは、最も滑稽な警察署長」とあるのが、私気になります。
成田国際空港警察署長に就任した仁志村賢作は、温厚そうに見えるが、県警本部時代は鬼村と言われていた。「逃亡刑事」「越境刑事」などで登場したアマゾネス高頭冴子の上司だった人だ。犬養刑事も話として出てくるのもサービスだ。広域暴力団の山崎まで登場するのは、中山七里作品ファンには堪らない。
短編5作はいずれも成田空港や機内で起こる事件で、仁志村の犯罪者を許さないというポリシーは魅力的だ。手段を選ばないのも面白くしている。ただ、そうしたキャラが作られたという事は、必ず背景とかも描かれるのだろうと期待が膨らむ。
麻薬の密輸、殺人、ハイジャックなど空港で起こる事件を次々と解決していくのは気持ち良い。
仁志村の過去やグランドスタッフの蓮見咲良との関係も続きがあるなら、気になる点だ。続編が出るなら必ず手にするつもりだ。
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成田空港が舞台です。
新たに赴任してきた署長が、現場に出ながら空港で起きる事件をGSの手を借りながら解決していきます。
事件の舞台や捜査範囲は限られていますが、大掛かりな事件を未然に防ぐために冷静な署長が冷淡かつ大胆に動き回ります。
シリーズ化できるのか。