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今の自分の状況にドンピシャの本だった。部下(っていえるほどの立場じゃないけど)にいかに働きやすくなってもらうか。意見が言いやすい、自分が役に立ってると思ってもらえることの大事さを改めて認識した。成果主義の話だと過程はどうしても無視されてしまう。プライベートを大切にするから仕事も大切にできる。まずは自分が実践すること。というか、自分が大切に思ってるものを大切にすること。
開始時間は守って終了時間は守らないような日本の働き方とは明らかに違うし、働く人それぞれの考え方も明らかに日本の風潮と違う。
デンマーク人は仕事が好きだ。
今の日本で仕事が好きなんて言ったら白い目でみられるか羨望(嫉妬)の眼差しを向けられる可能性があるだろう。ハッキリ言って、正直に言いにくい環境だと思う。…少なくともオイラの周りでは。
仕事をイヤイヤやってたらそりゃ上手くいかない。ただ、自分は自分、他人は他人なので自分が仕事好きで一生懸命やりたいと思って実行する分には日本でも実行していいと思う。他人は他人だから、他人の働きやすいように職場を整えていくのが私の仕事でもあるだろう。
やはり、ヒュッゲを大事にするからか自分との対話の量がデンマーク人には多い気がする。自分を大切にできる人はきっと他人も大切にできる。まずは自分が大事に思ってることを大事にしなきゃね。
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なんとなく見つけた本、ムリはしない、ムリはさせない。大切にするものを決めて日々行動する、、仕事はパフォーマンスを上げることに集中。それは大切なことを守るため、、
これまでお会いしたデンマークの方、たしかにみんなどこか余裕がありステキ人ばかり。いい本でした、、なんだか気持ちも軽くなりました。
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これだけしか働いてないのに仕事が回っているのであれば
確かにビジネス効率はいいのだろう。やっていることは、よくある時間術や生産性向上といったノウハウ本にある内容と変わらない。大きいのは社会全体の古い考え方のせいだろうと思う。
日本の場合、以下のような考え方を捨てないことには
生産性がよくなることはないだろうな。
・成果よりも古い慣習を優先して在宅勤務やフレックス
を許容しない
・休暇中にも仕事の連絡をしてくる
・私生活を優先した皺寄せが他の人に出る
・飲み会でしか親睦は深まらないと思っている
・人の時間を奪うことに罪悪感を感じていない
・100%の成果物を要求される
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【この本を読んだきっかけ】
ブクログでおすすめの本を見ていて面白そうだと感じた。自分は何事も、量をやって解決してきた人間で「4時に帰って成果を出す」というタイトルを見た時に、そんなことできたら幸せだろうと思い読んでみた。
【印象に残っていること】
◆自分との考え方の違い
①ワークライフバランスに関して
デンマーク人の考える「ワークライフバランス」とは、「ライフ」を充実させるために「ワーク」があり、トレードオフになってはいけないという考え方である。デンマーク人誰もが自分と他の人のプライベートを尊重し、大切にしている。
→ 自分自身の目標の中で、「人生どこの時間を切り取っても充実していたい」と考える中で、仕事とプライベートを切り分けて考えていることに気がついた。この本で問いかけられた「大切にしたいもの」や、「人生において、誰とどんな時間を過ごしている時が幸せか」そこをベースに「なぜ働くか」について考えたいと思った。
②子育ても仕事も「権利」という考え方
仕事は男性にとってしなければならない義務という感覚、まだ家事や育児は女性にとっての義務という考えがある日本に対して、デンマークでは両方が権利だと考えている。
だからこそお互いが対等で、仕事も家事育児も「夫婦の共同プロジェクト」と捉えている。
→今働いている会社では、管理職の方も子育てができるような制度や風土があると感じている。それでもどこか、仕事も子育ても「権利」という感覚ではなく、義務の中の優先度が子育てにあると感じた。
社会とか、組織とか大きな単位でこの考え方を持つことは難しいかもしれないが、個人としてはあくまで人生を豊かにするための手段、権利であることを忘れないようにしたい。
◆生産性を上げるためにやれそうなこと
①プライベートを大切にするという「覚悟」を決めること。
主に家庭を持った人の例として書かれていたが、デンマーク人は4時に帰って家族との時間を大切にするという覚悟がある人がほとんどである。逆に、仕事でプライベートを犠牲にしているとパートナーに別れを切り出されてしまう。「4時に帰って家族との時間を大切にする」と決めることで、勤務の時間の生産性を上げる。
もしその時間に終わらなければ、夜のフリータイムに片付けるそうだ。
→ プライベートを大切にする覚悟を持つことは、大変だと思う。よく自分が仕事をする中で、この作業は「18時以降にしよう」と後回しにすることがある。その思考になった瞬間、「18時までにどう終わらせるか」という生産性の考えはなくなる。
日本社会で16時に退社することは現実的ではないが、少なくとも自分が家庭を持った時には、「家族揃って夜ご飯を食べよう」と覚悟を決めて仕事をしたいと思った。
②ミーティングの参加、時間を再検討
デンマークでは30分の会議を25分に、1時間の会議を50分に設定する。そうすることでより参加者全員が、時間に対して意識を向ける。5分10分のゆとりを産むことで、次の会議のアジェンダに目を通したり一息つく瞬間を産む。
またミーティングの参加者に関しても、デンマークと日本の違いはある。ミーティングは議論の場であるので、共有だけのミーティングはしない。アジェンダを見て、自分が参加する必要があるかは考え、なければ退出する。それを周りも当たり前と考えている。
→ミーティングに関しては、実務で改善できることがあると感じた。当たり前のように時間が決まっているミーティングや、本当に参加者全員が議論をするのかというミーティングは存在するように思う。本当にこの時間必要なのか?や、議論と共有を分けるなど、発信できるところから発信したい。
◆デンマーク人の信頼によるマネジメントに関して
①常にGOサイン
マネジメントで大事にしていることは、常にGoサインを出すこと。部下が自分に許可を求めるより、自分が部下の失敗を許可する。失敗をすれば判断の背景を聞き、なぜ失敗したかを振り返る。そうすることで部下が育つ。
→マネジメントに関しては「信頼」で成り立っている。ビジョナリーカンパニーで、何をするかではなく、誰とするか、ほんとうに信頼できる人間を採用できていれば何をするかは重要でないという旨があったがこれに似ていると感じた。
② メソッドフリーに関して
メソッドフリーとは、目的が達成されれば、手段はなんでもいいという考え方である。この考えを聞いて、「自由に仕事ができて嬉しい」と捉えるか、「マニュアルがないと仕事が難しい」と考えるか。自分自身は前者:後者=3:7の感覚だった。
→目的に納得感があり、手段が明確であるとおもいっきり走れることは強みである一方で、誰にでもできることだと感じた。手段を思考する力が足りない。
日本人はマニュアルがないと難しいと考えがちで、その根底は教育と書かれていた。自分もそのうちの1人で、知識のインプットで正解のあることに固執した量の努力をしてきたからこそこうなっている。
目的だけ決めて手段を考えることはトレーニングする。
【全体の感想】
自分にとってはためになる本だった。
特に、大切にしたいものは何で、なんのために働くのか?と問いかけられた時はっとした。
感想にかけてはいないが、生産性を上げるための細かい意識や考え方も書かれており、1つでも実践したいと思った。
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参考になる考え方がいっぱい
まさに、考え方・マインドセットが人生を変えるのだと感じた
デンマーク人の考え
・「人生で一番大事なことは、仕事ではないよね」という前提
・家族と一緒に夕食を食べる、それで本当に人生観が変わりました
・プライベートライフを守る「覚悟」
・なによりも大切なのは、自分の中のいいエネルギーの流れをキープすること
・僕らは誰でも失敗する
・ルーツは「教育」にある〜あなたは自由な存在である
・覚えられないってことは、関心がないってこと
・批判を個人的に受けとめない〜それはそれ、これはこれ
・仕事も大好きだけど、人生で一番大事なものって聞かれたら、家族
・人生で一番大事なことは、他人に貢献できる自分であること
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デンマーク人の考え方を知ることができるという点で評価はできる。ただ、ビジネス書等に書かれていることを彼らが実践しているだけで、目新しい発見は特にない。深い洞察もないので、冗長に感じる。
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なぜデンマーク人なのか、少し疑問を持ちながら読み進めた。日本以外の他国との比較はないが、日本人が参考にすべき要素を、社会や制度面よりも人間関係に力点を置いて論じている点が新鮮であり、多くの気づきがあった。自分にとってこの気づきは全く新しい着想というわけでなく、時々心掛けてていたり、頭の中のどこかにある考え方だったりするものであり、それが故に共感や同意できるものだった。よって、次の一歩、自分で行動に移せるかが大事だと思った。
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配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。
https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=10275931
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デンマークと日本の文化や国民性の違いをとても感じることができた。
本書に、デンマークは合う人は合うし、合わない人は合わないとあったが、本当にその通りだと思った。
生産性が良くて4時に帰れるのは、ただただデンマーク人が優秀で、それは働き方どうこうより、むしろ教育にあるのでは?と思った。
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努力、根性、忖度などなど今までの働き方には無駄や無理が多かったことに気づかされた。プライベートを大切にするからこそ、仕事に打ち込める気力が湧き上がる。デンマークでの上司と部下の関係も私が理想としていたもの。今までの考えを一度あらためてみる必要がある。実践してみたい。
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ワークライフバランスを大事にするデンマーク人の考え方に納得。
日本でフルタイムの会社員をしながら毎日16時に帰るのは難しいけど帰る時間を決めてメリハリつけて働くことは大事だし、休みもしっかり取りながら働くべきだと思った。だらだら働かない!
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デンマーク人の働き方や仕事への考え方が日本の一般的な働き方と比較してとてもわかりやすく紹介されていて、日本の働き方にどっぷり漬かっている自分にはとても新鮮に映った
デンマーク人の仕事への取り組み方はとても前向きで、憧れを感じた
自分がマネジメントする立場になったときには本書を思い出して少しでもデンマーク的な働き方を取り入れてみたいと感じた
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仕事の生産性アップにはプライベートライフを楽しむことが不可欠
プライベートライフを充実するには仕事を早く切り上げられるように勤務時間中の仕事効率を最大限に上げる
疲れていたりモチベーションが上がらない状態では生産性なんて上がるわけがない
休むから情熱をキープできる
他の働き方をしてキャパを広げる
情熱的に取り組むことが生産性アップに繋がる
覚えられないということは関心がないこと
関心があることは自然に覚えられる
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直ぐに実践に移せそうなものあり
習慣化するには粘り強さは必要
また、裁量や権限ある管理者は良いが、担当、部下なら管理者へ進言できるか
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デンマーク人、まさに、私の理想とする人間像かもしれない。優先順位を明確にし、どうしても大切にしたいもの以外はバッサリ切る、ムリしない、ムリさせない、お互いのタイパを意識、など。ワークライフバランスのとり方がとても上手。日本人もどんどん良いことを見習って、自分の健康、家族の健康を大切に、人生を楽しんでいけたらいいなと思う。定期的に読み返したい