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癒やされたい
2023/07/31 20:33
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投稿者:かやふやふ - この投稿者のレビュー一覧を見る
病んでいる人が人工の半数を占めるという世界でもふもふに癒やされるってお話なのかな?癒やしてくれるなら自分にも欲しくなるよくわからないペット
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本田さんの新作と聞いて
2021/12/26 13:52
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投稿者:nico - この投稿者のレビュー一覧を見る
本田さんの新作と聞いて読みました。
今までの明るく楽しい作品のイメージの中にもほんの少し仄めかす程度の人間の心の内の弱い部分があったかと思いますが、そこに焦点をあてて抽出したような作品で、こういうストーリー枠もいけるんだ・・・!という気持ちにさせてくれました。
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>あなたが耐えがたい苦しみの渦中にあるとき
モカリノタマラピッを抱くことにより
あなたの傷ついた精神を慰め 癒すことができる
>あなたがもふもふを不要とするまで
という、という…なに漫画?
生き物の半数が心を病んでいるという惑星で、太古より生物によりそってきたモカリノタマラピッは異星人のペットだったという。本当の飼い主である異星人ヴュヌヴェョヨヮがその毛玉─モカリノタマラピッの使い方を教えてくれたので、人類は心を病んだ人々にモカリノタマラピッを支給し、その心を癒すのだった、というお話。
モカリノタマラピッは、「プリンタニア・ニッポン」みたいに人に寄り添う生き物なんだけど、正直得体が知れない…一緒にいても人はガンガン飛び降りるし火だるまになるし、本当に癒されてる…?
1巻ラストではなんか、飼い主の異星人がモカ(略)から負の感情を吸い取っていて、なんだろう、とにかく不気味。
人間側のなんか怖い感じの宗教も不気味。
でもあとがきで作者が「この毛玉一番欲しがってるのは私です」って言ってるから大丈夫だよね…?実は侵略したりキューべえだったりしないよね?
不気味さを下地にしつつも、「あなたが大事」「生きづらさは誰しも持っている」というメッセージが暖かく届く漫画です。
どういう層にオススメするのが良いのか良く分からない漫画ですが、自分にはオススメしていただきたい漫画です。
著者の本田氏は「ガイコツ書店員本田さん」が大層好きだったので、LINEマンガでやってた「ほしとんで」も読んでいて作風ちげー!って思ってましたが、もっと作風違う作品書いていたのですね。ふり幅広い。
みんな社会と向き合うことに苦労している感じなのは共通しているのかも。
手や足のゴツゴツした描き方が好きです。
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これは、なんか思っていたより深い漫画だった。取り扱いにくい状況をもふもふでふんわりと和ませてくれる。でも、ちゃんと真面目に伝わる。すごい。もふもふ欲しい。