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虫とか動物とかの生き方をみるにつけ、生きることに意味づけするのは意味ないかもと思ったりする。この本はそこに通じるものが書かれているようなので読みたい
#人生に「意味」なんかいらない
#池田清彦
23/11/20出版
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き
#読みたい本
https://amzn.to/3up9CMI
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生物学の先生なので、例えが全て動物や昆虫になるのは当然なのだけど、その分野に興味がないので途中眠くなった。言いたいことはわかる。私の好みの問題。主張にはとても共感できる。
「人生は短い。働いている暇はない。」多分、これまでもそうしてきたと思うけど、笑 今後も適当に働いて、のんびり生きていきたい。
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「自分の生きる意味は」と問いたいと思ってしまう。問わなければ、人から鼻で笑われる。でも、意味は考えなくていい。楽しければいい。笑うやつは笑うがいい。というふうに考えをチェンジさせてくれます。ハイロウズの「即死」の曲、「何が正しいか知らない、何が楽しいか知ってる」、ですね。
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人生に「意味」なんかいらない
池田清彦
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人生に意味は無いと言われるとホッとする。
でもそうじゃない人も多くいるんだろうな。
池田さんの話は、さすが昆虫大好き生物学者というだけあって、色んな生き物を例にされていて、読みやすいだけでなくとても面白くて勉強にもなる。
意味不明でよく分からない機能を持った生き物っていっぱいいるんだね。
池田さんは自分の書いた本すら無意味だと仰られてますが、いつも楽しく読ませてもらってます。
2024/03/21 読了(図書館)
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人生に意味があるべきだと思うから自殺が起きる。意味が無いと思えば、今一番楽しいことをすればよくなる。
認知症になると意味など考えないので自殺することはなくなる。
利他主義とは、権力者が呪縛するためのお題目。利他主義の行き着く先は全体主義。
自覚症状が無い人が健康診断を受けても死亡率は減少しない。アメリカやEUでは義務づけていない。
SDGSは環境関連企業が儲けるためのペテン。
環境が変わったときは無理矢理適応するのではなく、自分に合った環境を作り出す。
狩猟採集時代は戦争はない。戦争のメリットがない。
自給自足は資本主義の敵。
働く人がいなくなれば、結果的に資本主義が潰れてしまう=お金を使う人がいなくなる。ベーシックインカムが必要。資本主義は、わりと脆い存在。
クジラはかつては陸上動物で脚を持ち歩いていた。受動的に水の中で生活するようになったか、能動的に選んだか、は不明。
人は意味がわからないものを恐れる。なんらかに意味づけしようとする。=役に立とうとする=人生にも意味をもとめる。役に立たなくてもいい、と考え直す。ベーシックインカムをもらう時代は、生きて消費することが意味になる。
始皇帝も仁徳天皇もクフ王も、お墓は観光名所になっているだけ。単に記号。
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生きることに意味が欲しいのは人間だけ。リアルな自分がここにいるのに「本当の自分探し」とは。無駄って悪?効率化ってなんの得があるのか。尻を叩かれるようにして働き続けるのはなぜ。世間的に利己主義は忌み嫌われるけど、現代社会を蹂躙するグローバルキャピタルは一握りの利己主義者が富を独占する仕組み。そういえば世界人口の1%にあたる富裕層の総資産がその他99%の総資産を超えるなんて話あったな。その他大勢は利他主義賛美の下でせっせと富を生み出すマシーンだな。心身ともに疲れて当たり前。
今の世の中は生きるのにお金は必要だけど、好きな事ができて楽しい方が良いじゃない。もっと楽に生きようよ。なんてことを訴えられつつ、あれこれ思いを巡らせた。
昆虫の章は本来のテーマがぼやけてしまって余計かなと感じつつ、日々の暮らしを見返る機会になった。