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UXベースのアイデア発想を紹介した本。
課題解決型のアイデア発想のネタとして読んでみたが、どちらかと言うと課題解決方法が見えた後のUXの改善に役立つ内容。
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前作が結構印象的だったので読んでみた。
タイトルに「実践」とつくだけあって、事例や具体的なノウハウが多いと予想し、読書開始。
そそる仕掛けの条件として、「過去経験した遊び心に訴える」「3秒で心をつかむ」等は参考になる。
大体ポスターは3秒ほどしか見られないらしい。
「見たことがないもの」と「良く知っているもの」の要素を満たす、というのも面白い。
知っているものの組み合わせだけど、その組み合わせは見たことないというふうにするということ。
なので仕掛けは「ブリコラージュ(寄せ集めて組み立て直すこと)」的な発想になるのだろう。
とりあえず意識しておくことは、「見たことあるもので見たことない組み合わせ」で目を引くようにする、というところだろうか。
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ナッジは「つつく」、仕掛けは「そそる」。
なるほど。
鏡を置いて、
自らを映り込ませるという仕掛けは
色々と応用が効きそうですね。
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2016年の前作が面白かったので、本屋で見つけて即買い。公共のゴミ箱の上に、バスケットゴールを設置すると、設置していないゴミ箱よりたくさんゴミが入り、外してもちゃんとゴミ箱に入れるという古典的なものもあるが、様々な仕掛けを実践し、有効であったかどうかを検証。仕掛けの定義から、パターンまで、さすが大学で研究しているだけのことはある。仕事では仕掛けることを考えることが多いが、この論理で考えてみたい。
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前著『仕掛学』から、収録されてる仕掛けの事例がだいぶ増えていて、かつ観察されたものだけでなく意図をもって自発的に設けた仕掛けの事例もあった。
とはいえ、出来上がったものを見ると「なるほどな〜」と思うけど、生み出すのって難しいなと思うのは相変わらず。それでも何か工夫しようという気持ちと遊び心は忘れずにいたい。
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仕掛学、「しかけ」学である
仕掛をしかかりだと思って手にしたのですが、割合楽しく読めました。
ゴミを減らしたくて「しかけ」を考えたり、どちらが好きか投票してもらいたいときの「しかけ」
実例も写真も多く取り入れたいものがいくつか見つかりました。
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ゴミ箱にバスケットのゴールをつけるとポイ捨てが減る、というようなアイデアに満ちた仕掛けが沢山。
非常に面白かったです。
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仕掛学は著者が学生たちと協力して実験してきた、社会福祉に活かす内容が中心。
ただ、本書の内容をそのまま使うというよりは、考え方やアイディアとして読むと、違う分野でも応用出来そうだと感じた。
どうしたら人に印象を残せるか?
どうやったら良い行動を誘引出来るか?
この2点は他に活用出来ると思う。
成功した事例だけでなく、失敗事例も素直に書かれており、そこも重要だ。
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日常で課題に対してどのように解決策を講じているのか事例を紹介しています。
私の会社でもよくあるのですが、問題が生じた際には力づくで禁止をすることで解決を図ります。仕組みづくりをすることでも解決をしますが、結局軌道に乗らなかったり、なんかあの人いつも言ってるけどうるさいだけだよねとあしらってしまいます。
こんな状態にならないように、内発的に「こうしたい」と思わせる仕掛けが必要で、そのヒントは身近に潜んでいるということ、そして掛け合わせが必要だと感じました。
掛け合わせるためには考えることをやめないことを前提に、ジャンルに偏らず、知識を得ることや試してみることか大切だということです。アイデアは実行してから初めて価値として証明されます。
仕掛けというのも実行されてみてどうかがわかります。
これやったらどう動く?を考えると仕掛けはしやすいのかもしれないなと思いました。
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コンセプトは面白いが、例に挙げられている仕掛けは似たような内容のものも多く、もっと様々な切り口での仕掛けが載っていれば良かった。