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ツンッとした芳醇なお酢のにおいがページを開くたびに漂ってくるかのような物語。ミツカンの創業者たちのお話。登場する「山吹」は使ったことがないけど、ちょっと、というかかなり気になるので購入して、お家でお寿司でもつくってみようかと読みながらずっと思い続けていました(笑)
本家と分家の関係や養子縁組もあり登場人物の名前や関係性を覚えるのに最初は苦労しましたが、読み進めていくうちに慣れると同時に、「半左衛門」「又左衛門」といった受け継がれていく名前の重みのようなものを感じ取ることができました。
読み終えたとき「これ、ドラマで見てみたいかも」という願望が生まれたりして、NHKあたりかな、実写化するなら。配役は・・・と考えてみたり。読んだ後も楽しませてもらいました。
高島礼子さんとの対談で著者本人が言われているように時代小説でもありビジネス書として学びがある一冊かと思います。
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知多半島にある、ミツカンは私の地元です。そんな事もあって、興味ある歴史小説でした。読み終わって、あまり関係ないのに、ミツカンを誇らしく思います。
ワクワクしながら読めました。
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面白かった!愛知県半田市、ミツカンさんの初代から三代までのストーリー。
酒粕で作られた、粕酢、江戸前寿司の歴史が読める。
前半の酒造としての試行錯誤もとても読みごたえあり。
まさに、今、ナウなSDG’sですが
SDG'sといえば江戸時代ですわな、その後期のお話
アツいです。