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「わたしたち」の、時間や形に囚われない、変わらない愛について。
国際子ども図書館の展示会『スペイン語でつながる子どもの本―スペインと中南米から』にて紹介されていた絵本から。この本はチリの絵本。
作:パロマ・バルディビア、訳:星野由美
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わたしがひつじならあなたはこひつじ
わたしがうさぎならあなたはこうさぎ…
いつか子どもが巣立っていったり
違う道を選んでも
いつも愛おしく思っているよ
また出会おうね
という優しい絵本
言葉はシンプルですが、
絵があることで言葉がものすごく深く
心に届きます。
季節が移る描写は何世代も越えて命が繋がってきたことを感じさせるし、
たくさんの動物たちが見守る最後のページは、
転生して何度も出会えるというメッセージのよう。
子どもを抱っこして読みました。
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【Before】(本を選んだ理由)
温かさとほのぼのさを感じる版画絵。本のタイトルも素朴さ、やさしさを感じた。
【After】(気づき)
生き物、みんなつながっているんだ、子どもであり、親であり、人間だけてなく生きとし生けるものはみんなが、地球上で家族としてつながっているんだ、という事を成長と死、輪廻といった宗教、哲学的な考えを、シンプルな絵とことばで考えさせられた。
【To Do】(自身への引き寄せ)
子どもと一緒に読んだ時に、本の絵がさやことばが何を意味するのか、共に学び合える優れた絵本だと思った。年老いてから再び読んで感じ方の変化を楽しんでみたいと思った。