紙の本
言葉は生き物
2024/02/23 07:05
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投稿者:チップ - この投稿者のレビュー一覧を見る
言葉は生き物とよく言うが、昭和世代が知っている言葉が伝わらなくなっている
現実をつきつけられるとショックなものがある
コミカルなイラストでくすっと笑いながらも気を付けないといけないと思った
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こういう死語(オッサン語?)辞典は複数出ているが、これは勘違いを2コマ漫画にしているのが新しい。
日本語ネイティブでない人と日本語で話す時に避けるべき表現集と捉えることもできる。
「同じ言語を話す若者たちなのに話が通じない」は古今東西言われていることであり、特に有名なのが18世紀イギリスの作家スウィフトの論説である。
この本の編者も若者の語彙の貧困化を嘆いているが、例えば「了解」を「りょ」とするような省略は造語法では普遍的な方法であり、この本に載っている「泥縄」なども同じ造語法である。
力のあるマジョリティが好んで使うか、(マジョリティから見下されている)マイノリティが生み出したかの違い。
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図書館新刊コーナーより。
ポップな感じの本かと思って手に取った。
イラストや字の大きさはポップ。
でも、取り扱っている言葉はだいぶ年寄りっぽい。
現役で働いている人で、使う人いるだろうか?と思ってしまうほど古い言葉がたくさん。
大体は聞いたことのある言葉だけど、知らないものもあった。
「アゴアシ付き」とか「メートルをあげる」とか。
まったくわからない。
時間の曖昧表現は、確かに困る。
自分ではなるべく使わないようにしているけれど、他の人は止めようがない。
仕事時間に対する解像度を上げてくれないかなぁ、といつも思う。
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若者と年配者とのコミュニケーションギャップの話です。年配者は通じているつもりで話しているけど、若者はわからなくても会話を継続することに興味がないから聞き流している、というところが刺さりました。たしかに「出張が一泊延びたから足が出たでしょう」と言われても「はあ、そうっすねー」で終わる気がします。