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#読了 #パッキパキ北京 #綿谷りさ
コロナ禍の北京で単身赴任中の夫から、一緒に暮らそうと乞われた菖蒲。しぶしぶ愛犬と中国に渡るが…
綿谷りさ先生、今回も面白かった。超ポジティブで、全力で北京を体感する菖蒲が痛快すぎました。
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最高だった!!
好みすぎて読みながらニヤニヤしてしまった。気が強くて世界が自分中心に回ってると信じて疑っていない感じが好き!物事は捉え方次第だと改めて思った。私もポジティブで、自由に、自己肯定感全開で生きていきたい。
北京行ってみたくなったし、近場の海外に興味が湧いた。
・女は勃つものないから発情を“恋”とか高尚なもんと勘違いしてるだけ
・適応障害イミわからん世間が私に適応すべき
・私にとって知性とはムカつく相手をどれくらい早く言い負かせるかだし、教養とは狡い男に騙されず自分の好きなように生きるスキルのこと
・毎日イヤなことや辛いことがひっきりなしに起こってても、そいつがニヤニヤしながら「おれは敵などいない。全知全能の神だ」と心から言いきれるなら、こいつはもう、完全に勝利している、一番偉く、一番進化した、一番コスパの良い人類だ。この最強人類を前にしては、例えば銀メダルを獲得したのに金メダルを獲れなかったからといって悔し泣きしてる人間は、申し訳ないがコスパ最悪だ。
・二十代の頃から怒りは“炎症”と呼び、炎症はお肌に悪いから控えてきた。ニキビできちゃう。その代わり炎症を起こさないためにはどんなことだってする。私は自分に甘い。我慢なんかしないのだ。
・人から何か言われたくらいで自分のしたいことやめるなんて、この世で一番のバカだよ。
・未来の私は今の私じゃない。私はいつでも、今の私の方が大事。
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香港は行ったことがあるが、北京はない。行った気分になって読んだ。
冬はクソ寒いらしく、日本(関東)の冬ですら寒さのせいで死にそうな私には、絶対冬は無理だ。旅行に行くならこの時期は外そう。
丁度、2023年では今頃が春節だったらしい。春節の時期がその年によって違うなんて知らなかった/(^o^)\
春節を思い切り楽しんで、B級グルメを食べまくり、北京を堪能する主人公の姿に好感を持った。
友達にマウントを取られても全く気にしないし、全てポジティブに考えられるメンタル素敵。
読めば読むほど、主人公、夫と合わないんじゃないか?と思っていたが、やはり最後には夫から半ば離婚を突きつけられたような感じになる。それでも、自力で生きていこうとする決意があり、ちょっとやそっとではへこたれ無さそうなところが安心して見ていられる。
小説だが、まるで綿矢さんのエッセイのように思えて楽しかった。
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綿矢さんが史上最年少で芥川賞を受賞してから、もう20年なんですよ、早いですね…。
受賞作である「蹴りたい背中」は、アタマに「超」が付く傑作でした。
一時期、作風が「お〜い綿矢ぁ、ドコ行くね〜ん!?」と心配しましたが、今は一周廻って戻って来た感があります。
グルッと廻って戻って来たら、20年弱分の経験を携えて更に強くなっていました
(つづく)
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#パッキパキ北京
#綿矢りさ
23/12/5出版
https://amzn.to/485B4h9
●なぜ気になったか
インターネットがない時代、仕事で現地工場立上げで数ヵ月中国に滞在した。あちこちにカオスがゴロゴロ。綿矢りささんは中国のカオスを体感してどんな作品を生み出したのだろう
●読了感想
うーん、面白いという評価多いけどそう感じられなかった。芥川賞作家さんだから純文学系だろうし、その系統の作品は読む時の精神状態が影響する。言葉の表現への感受性が弱い時に読んでしまったかな
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き
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綿谷さんの言葉使い方、世界観、めちゃめちゃおもしろい!!
夫の赴任先の中国に愛犬と移り住む話だけど、素晴らしく自由だし、ほんと痛快という言葉がピッタリ⟡.·*.
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さすが綿矢りさ。
最初の一文がやはり秀逸。
「なんかむなしい。ってのを私は経験したことが無くて、それは私が苦労してないとかじゃなく、楽しみを見つけるのが上手いからだ。」
こんなマインドで生きてみたい。
みたい、じゃなくて生きてみる。
内容は中国での生活を説明するような部分が多く、ストーリーとしては動きはあまり無いが、主人公と北京のパワーがすごくて楽しい。
するするっと読めるし、パワーを貰える一冊。
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#パッキパキ北京
#読了
面白い。途中まで綿矢さんの実録だと思ってました。
えっ?!こんなヤバい女性だったの?!って感じたのが主人公への印象です。
これ、今の10代の子に読んでもらいたいな。素敵な言葉がある。
ブランド物なんて精神勝利法。持ってると勝ってる気分になるだけ。
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北京の描写に退屈しながらも、夫婦の関係はわりと微笑ましいなと思いながら読んでいたので、夫にとって菖蒲が「産む道具」としての存在価値しかなかったという結論だったら悲しい。
ブランドもののようにわかりやすい「愛の結晶」を求められてもな。産むのも育てるのも生身の人間。譲れないよね。けど、選べるのならまだいいほうなのかな。
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中盤は、物語が進まず北京の描写が続いて、少し飽きそうになったけれど、北京の様子が知れて面白かった。
主人公が少しぶっ飛んでいて、メンタル強くて、今を楽しむことに全力を振り切っているところが少し羨ましいと思った。
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綿谷りさの新作
中国に赴任している夫の元に飼い犬と共に移り住む主人公の話
読んでいて爽快で完全に一気読みした
読みやすい上に最近の北京事情のリアルも描かれていて面白い
主人公の性格は完全に私が憧れるタイプで、リアルだったら疎まれるような感じ
中国に住んでいた時代に馴染みのある地名も出てきて面白かった
北京にはもう10年ほど行けてないけど、気軽に行けるようになったらまた行こうと思う
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でも大丈夫、私が私を見捨てる日は永遠に来ない。
未来の私は今の私じゃない。
私はいつでも、今の私の方が大事。
綿矢りさの悪口、めちゃくちゃ元気出る。
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痛快。爽やか。面白かった。
私は夫の駐在に付き添って中国へ…と言われたら無理!と思ってしまうタイプだけれど、外国の方がいきいきと暮らせる方ってこういうことなんだろうな。
主人公のなんでも突き進む感じも(けっこう言っていることややっていることはひどいけれど。笑)痛快だし、外国での生活のリアルが伝わってくるのも面白い。読んでよかった、おすすめです。
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テンポよく読みやすい。コロナ禍の北京滞在記として面白かった。異文化に触れるって楽しいよね。北京は寒いから冬の今は、香港にまた行きたくなった。
超ポジティブ自己中人妻女子という設定なしに、普通にノンフィクションでも面白いと思うのだけど。
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『情報強者なんて自分からどれだけ遠いか近いかもわからない“情報”に振り回されて勝手に消耗してるバカのこと』という箇所に痺れた。