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タイトルどおり。
読者投票という試みは、
非常に面白いと思った。
ただし、推理しうる証拠がすべて出揃った上での
犯人当てではなく、
司法解剖結果も出ていない途中段階なので、
いかようにも理由づけできるかな。
3人死ぬという冒頭の記述が、
ちゃんと回収されてよかった。
本書の評価は、
人によって分かれそうですね。
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設定に惹かれて手に取った1冊。
第一部は、普通の(と言ったら語弊があるか。)シェアハウスでの密室殺人。ハウスの名前に癖があるといえばあるなぁとは思ったけど。
語り手の学生がちょっと軽いかな、というのと、そこに無理やり漢字を使う?というところにちょっと馴染めないものの、読者が結末を選ぶとは?という謎が気になって読み進める。
7つの結末を掲載時に一般投票のために公開したというせいもあってか、肝心の7つの結末はどれも駆け足で、ちょっと無理筋では、という印象。
結末のためにキャラ崩壊してるような人もいた気がするし、読者への挑戦的なやり方をするなら、本格推理の一般的なルールは遵守してほしかった。(好みの問題ではあるけど。)
こういう、タイトルからして奇をてらっているものは私には向かないのだと感じて読了。
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「一つの事件に七つの解決編がある」「誰が犯人かを選挙で決める」という発想が面白いメタミステリー。強引な部分がいくつか見られたが、「今までにないものを書く。」という作者の意思が伝わってくるようだった。
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発想が面白いけどテレビとかゲーム向き。リアルタイムで追ってたら楽しそう。
Aが犯人のときに伏線になる事柄がBが犯人だとただのブラフになるのが残念。そのせいでいろいろ不自然な流れもあるし。
巻頭の三人死にますっていうのも必要ないように思える……