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「圧倒的知識によって紡ぎ出された、美しくも残酷な生物学的多様性。悪夢の島でのサバイバル活劇に、息することも忘れてページをめくる」――知念実希人氏、熱狂! 南洋の海洋生物研究所を集団死が襲う!? これはパンデミックか他国の襲撃、自然災害、それとも……。生物学を究めた医療ミステリーの新生が放つ、極限のバイオパニックホラー!
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手つかずの熱帯の森と美しい海が広がる瑠璃島にある研究所で准研究員の七海が、見たもの…体験したものとは…。
冒頭から集団の怪死事件が勃発するのにも驚くが、この無人島でのサバイバルも死を覚悟してのことなのかと…。
これは誰かが、生物を利用して作りあげた魔物なのか…と。
どうやら自分にはとても消化しきれない…そう思うほどだった。
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ウイルスパニック系で楽しみにしてたらガチのサイエンスで『ゾンビに噛まれて感染!キャー!ワー!』とか単純なのが好きな自分には頭を使う話だった。
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最後の目的までは分からなかったけど、展開というか、感染したキメラたちがどうしてそんなになっているか、が「まあそうだろうな」って感じだったのが残念。序盤の研究員が投身するシーンの謎がちゃんと解けたのが良かった。
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生物学者の高井七海は日本最南端の瑠璃島にやって来た。国立研究法人海洋研究開発機構の研究所の准研究員となったのだ。ここは二十五人の研究員が瑠璃島の生態の研究と瑠璃島周辺の海域にあるホットスポットの生態系の研究を目的とする研究所である。所長には女性の研究者が占め、それも七海がこの研究所に来たがった理由である。所長の桐ケ谷杏は、七海の子供の頃からの憧れの人である。この楽園のような島である悍ましい出来事が進行していた…。面白かった。一気に読んでしまった。