贄の聖女と救済の契り 不良魔法士と綴る二度目の恋【電子特典付き】 みんなのレビュー
- 村田天(著者), Shabon(イラスト)
- 税込価格:726円(6pt)
- 出版社:KADOKAWA
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紙の本
初恋の人と気づかずにまた恋をした
2024/01/29 23:00
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投稿者:ラ・レーネ - この投稿者のレビュー一覧を見る
二十歳のルゼルカはどんな病気をも治してしまう稀有な聖女だったが、ある日を境にその力を失ってしまう。そこに昔馴染みの王聖魔法士のシャノンが急に現れて、魔力を取り戻したいなら自分と来いと彼女を連れ去ってしまう。連れて行かれた先で言われたのが、ルゼルカは誰かに魔力を吸い取られて空の聖女となってしまった事と手っ取り早く魔力を取り戻したいなら王聖魔法士の一族と契りを結ぶことと言われてしまう。遊び人の名が高いシャノンとの契りなど、潔癖症の気のあるルゼルカには無理とシャノンは思ったが、シャノンの意に反してルゼルカは承知してしまう。この時から不器用な2人の共同生活が始まることとなる。その過程で空の聖女とは何か、ルゼルカの自己肯定感の低さや遊び人と言われていたシャノンの本当の姿、初恋の文通相手の正体…。謎解きも少しあっていい刺激になっていたと思う。個人的に1番印象的なシーンはルゼルカが眠っているシャノンに毛布を掛け直し好き、と一言つぶやいたところ、色々な想いが詰まっている気がするので。
あと表紙のイラストで一言、読後のイメージとだいぶ違う気がした。ルゼルカはもっとシンプルなドレスで、シャノンはもう少しキリッとしていた方がいいなぁ、と思った。
あ、それにしても男って、というか思春期の少年の見栄っ張りは後々困るよね、とも思った。
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