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エジプト数学の考え方は面白かった。なかなか現実的。これで7冊目ですが、どうも黒い三角定規の迷走感が強くなってきたなぁ。数学愛はぶれないけど、テロ組織としてどうしたいんだろう。
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うわーい!計算ノートシリーズ待望の新巻だぜぃ。
ドクター・ピタゴラスの死によって分裂した黒い三角定規はキューティー・オイラーに死刑宣告を出した。
組織に居られなくなり逃亡する身となったキューティー・オイラーの居場所を知っていると、警察に保護された女性が証言した。
ある数において、その数以外の約数を全て足すとその数になる完全数。
49番目の完全数を追い求める修道院。
三角形の三つの辺を底辺にして正三角形を描き、出来た三つの正三角形の3つの内心をつなぐと正三角形ができる。
三角形の建物に隠されたナポレオンの定理。
二つの要素の集合に関する、ド・モルガンの定理。
テロリストがばら撒いた毒ジュースの解毒剤と、要素の濃度とは。
古代エジプトでは割り算の解は単位分数まで分解していた。
現代数学が捨ててきた古代の数学が浜村渚を罠にはめる。
以上、4本立て。
ホログラム映像で不敵に笑うドクター・ピタゴラス。彼は死んだはずでは。
7巻に続く。
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【収録作品】log10. シスター・メルセンヌの記憶/log100. ナポレオンが見つけてくれた/log 1000. 集合と孤独のジュース/Intermission. ワイルドボア夢農場の早朝/log 10000. 魂はピラミッドを彷徨えり/おまけ みんなで遊ぼうナポレオン(5人で遊ぶ場合)
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浜村渚が罠にはめられた! テロ組織「黒い三角定規」の幹部を追う武藤龍之介と瀬島直樹は、浜村渚を連れて栃木県に向かう。だが、そこには首領アドミラル・ガウスが待ち構えており、三人は囚われの身となってしまう。絶体絶命の中、古代エジプト数学を操る男との知恵比べが始まった! ほか3篇収録。
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黒の三角定規も勢力争いがあったのか
最初から仕組まれたことなのか
敵も不動の組織ではなさそう・・・
眠たい眼の少女は今日も薀蓄を!
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青柳碧人による数学ミステリの第7弾。
前作はやや息切れ感のあった本シリーズだが、本作で少し息を吹き返した印象。行方知れずになったキューティー・オイラーの影がチラチラしながらもなかなかそこにたどり着けないのももどかしいながらも面白いし、本作の特徴である数学ネタもナポレオンが絡んできたり、完全数なんて普通に生活していると関わりなさそうなものがテーマになったりといろいろ思ってもみなかったアプローチがあり、興味深い。
実際の物語はそろそろいい加減ご都合主義的側面も目についてはいるが、それはそれで描かれている数学のうんちくや物語の面白さが減じていなければまあいいかと思わせる力も本作にはある。
はたしてどこまで物語が続くのか、ドクター・ピタゴラスは結局生きているのかなど、いろいろ気になることはあるので、次作も楽しみに待つことにする。
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■浜村渚が罠にはめられた!
テロ組織「黒い三角定規」の幹部を追う武藤龍之介と瀬島直樹は、渚を連れて栃木県に向かう。だが、そこには首領アドミラル・ガウスが待ち構えており、三人は囚われの身となる。絶体絶命の中、古代エジプト数学を操る男との知恵比べが始まった! ほか3篇収録。〈文庫書下ろし〉
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シリーズ 7冊目
今回は3編
数学ネタ、尽きないですね。
ナポレオンのやつが面白かったです。
集合のは、数学の部分かなり理解できないまま、読み飛ばしてしまいました。
しかし、渚ちゃんの親御さんは
娘が学校をしょっちゅう休んで、こんなに危険な目にあっているというのをご存知か、
親目線で心配になります。
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「趣味は数学」と言っているので多少義務感から読んでいます。小中学生が読んで楽しんでくれればいいと感じます。
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浜村渚シリーズ6冊目。
今回はミステリーの筋やトリックが微妙すぎて、小説としてはあまり良い感じではなかった。
次回作に期待。
・シスターメルセンヌの話はよく出来てたと思う。
その数を除いた約数を全部足すと、その数になるという「完全数」。なんとも不思議。
・ナポレオンの話は、トリックをみても「そんな上手くいくか・・・?」と疑ってしまう感じで微妙。数学物語とはいえ、一応ミステリーなのだから、トリックも納得できるものでないと心に来ないです。
・集合論の話も、なんで客がジュースを飲むのかの理由づけが甘いと思う。いきなり乗り込んできたテロリストが差し出したジュースなんて、必要に迫られない限り、普通は自分からは飲まないでしょう。
「変な強制力もあり、ちょうど叫びすぎて喉が渇いていたこともあって、みんな、我先にとジュースカウンターに押し掛けたのです」というセリフの説得力のなさ。
・からっぽが孤独じゃない論理として、渚が『なんにもない』と『なんにもないグループ』と『『なんにもない』と『なんにもないグループ』』を例にして、永遠とグループが出来続けることを説く。
からっぽから、永遠に続く自然数の集合を導き出すことができる。「からっぽ」は「なんにもない」けど、「なんにもない」は孤独じゃない。
渚の数学的説得力の強さは読み手を圧倒するね。
・「ねえ、なんかしゃべってよ」、「ねえってば。暗い中で黙ってたら、怖いじゃん」と意外にもかわいいことを言うキューティーオイラー。
この場面、瀬島だと妙な組み合わせだが、乱暴口調の武藤さんとキューティーオイラーの組み合わせと考えると、すごくお似合いに見えてくる。
武藤さん、キューティーオイラーに気に入られてるし、渚からもお兄ちゃんのように慕われているし、まったく流石男主人公ですよ。。
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待ってました、このシリーズ。今日も数学テロに中学生が立ち向かう!「数学が好き」という熱意だけで事件が解決しちゃう、そんなストーリー展開もみものです。
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殺されるかも知れないテロリストを追っていれば
今日も不思議な数学事件にぶつかって。
修道女の名前の由来がそれ…。
何か間違っている気がしますが、崇めているものが
数学なので間違いではない?
恐るべき陰謀があったわけですが、その間中
よく彼女は無事でいられたものです。
ナポレオンの店には、色々なナポレオン。
さくらんぼまであったとは驚きです。
チョコ馬車は確かにみたい、やりたい、参加したい!w
建物としては変なもの、に分類されますが
中身(?)は非常に面白い。
ですが、ナポレオンしらなければ入れないのでは??
ジュースは…文字の上の線やら記号やらに
少々こんがらがります。
憶えて使えたら、非常に楽だと思います。
とりあえず、女って手段選らんでない…という
恐怖は味わえます。
いや、最大の恐怖は酔っているアイドル、を
見せつけられる事でしょうか?
そしてピラミッド。
あの眼力強そうなあれは、メイクというだけではなく
そういう使い方もあったのか、と。
全員が均等になるまで、均等にし続ける。
これは、ある意味忍耐です。
そして一番の驚きだった話。
途中まではそうでもなかったですが
あれを口走って事によって違和感が…。
すごいもの発明してます。
次回も、どこかに出てくるのでしょうか?
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数学ってほんとに奥が深いんだなーと渚シリーズ読んでると思います。ド・モルガンの法則とか集合は解きやすくて好きだったなー。ナポレオンが数学好きだったとは。数学はそんなに好きじゃないけどこのシリーズは数学の面白さがわかるし好き。
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メルセンヌ素数、完全数、エジプト分数、ナポレオン。。。 バラバラの話なのにどこか繋がっている。そんな感じがよい。
また、空集合は孤独ではないという話から強引な理屈で犯人をも説得し、事件の解決に繋げる。これが浜村渚の真骨頂でこのシリーズの醍醐味。
ただ最後のピラミッドの話は、あまり渚が活躍していないように見えた。できれば、エジプト分数を駆使した渚の数学理論による痛快な解決策を見てみたかった。
どどど、どもるがーん! がツボ。
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浜村渚がものすごく落ち着いているのに、とても驚きました。また、ナポレオンの衣装が一番小さいサイズでも渚には大きかったらしく、小柄だなあと思いました。