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理系ミステリではあるが、文系の私でも読みづらくはなかった。理系の人ならもっと楽しく読めたと思う。
本文541ページとボリュームがある事、理系である事により、読み終えるのに少し時間がかかってしまった。
キャラクターは嫌いではないので、機会があれば2作目を読もうかな。
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面白いのだけれど、しっくりこない読後感。
動機もトリックもやり過ぎに思える。いくらお話にしても。
最後の展開は、まだかまだかと思っていただけに安心しました。
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図面を見ると、地形レベルの建築にワクワク感がすごい。それと同時にこの建築絶対回る!と思った。
当初は回ることによる遠心力がトリックに使用されているのかと思いきや、全く違う活用法でびっくり。やられました。
十和田が真相に迫っていく展開が良かった。登場人物は天才と呼ばれる人が多かったが、物語中で天才と感じられたのは十和田だけだったように思う。
本作はエピローグが秀逸だった。まさかの作中作で文体が変えられている理由はそこかと納得。もう一度読ませる構成も楽しかった。
真実ー私はこの小説が好きである
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まぁまぁ面白かった。
建築がどうだの数学の定理がこうだの神がなんだの説明してる時は興味なくて流し読み気味になっちゃったけど、内容が専門的で読めないなんてことは全然なかった。
水張るのと死者が生きてるパターンは何となくわかったけど回廊のはわかんなかったなぁ_(:3」∠)_
でも昔にも妙な館にイカれた主が出てくる話読んだことあったから、その2つが揃ったら館の主が犯人説多そうかも。
ただ天才達怯えるばっかりで何も思いつかないのか…キャラ設定を活かしきれてない感…
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大掛かりな仕掛けだけど面白かった!
自分も建築をかじってたからか、変わった図面を見るとワクワクしてしまう。
エピローグのどんでん返しも推理できなかった。
神とのゲームの話がしばしば出てきてたけど本当に只の人と神のコンビだったとは(汗)
確かに藍子さん普通に頭いいじゃんと思ってたが…
「7号室のドアをノックするまで」は違和感感じてたけど叙述には気づかなかったなー
各分野の聞きなれない用語はいっぱい出てきたけど調べながら読むのも楽しいかと思います!
でも自分が犯人なら水深10mは泳がずにゴムボート使いたい…
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天才とどんでん返しが好きな人へ、森博嗣の世界観が好きな人へ
という謳い文句に魅かれて読み始めたが…キャラクターに魅力を感じられず完走に4ヶ月くらいかかった。笑
おそらく"天才"への解釈が作者とは少し異なるのだろうな。
トリックは大掛かり。しかし犯人の背景やそこから生まれる動機が薄いように感じた。
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建物の使い方が現実では実現不可能だと思わせる小説ならではなのが良かった。
前半は少し理系色強く読み進めるのが難しかったが、後半に向けては慣れてきてスラスラ読み進めることができた作品。
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堂シリーズ第一弾。 世界を放浪する数学者・十和田只人と彼を追いかける記者・陸奥藍子は、人里離れた山奥の眼球堂と呼ばれる邸宅を訪れていた。眼球堂には天才建築学者・驫木煬が建てた巨大かつ奇怪な建造物で、二人と共に各界の天才が招待されていた。クローズドサークルと化した豪邸の中で起こる謎めいた殺人事件。奇妙な建物中で一体何が起こっているのか。
ほんタメで何度か紹介されていたので読んでみました。建築の図面と数学の思考を掛け合わせた理系ミステリで、面白い要素が詰め込まれた作品でした。シリーズを追いかけたいです。
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堂シリーズ1作目
現在の建築技術では少々あり得ない構造、非現実的な技術で構成された小説であるが、小説ならでは
それがいい
そしてそれもそのはずというのは読んでからのお楽しみ
図が示されている上、場景描写も丁寧なため頭にスーッと入り込んでくる
また建物の内部構造は一見複雑かと思えば特にそう言うこともなく、これまた分かりやすい
専門用語が頻出してくるが物語の根幹を複雑化させるものではなくエッセンス程度と捉えることも可
推理小説定番のどんでん返しもをあり、今後のシリーズ作も読みたいと思える作品だった
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図もあり建造物のイメージもすんなり
読んでいて突っかかるところは特に
読み進めながら自分でトリックを考えるタチではないので、後半を読んで納得して、また最後にへぇと
シリーズ2巻も手元に用意しました
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読む前に自分の中でハードル(期待)を上げ過ぎてしまったようです。面白くない事は無いのだけど。今後シリーズを読んでいくべきか迷います。
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途中で、眼球堂は小学校のプールみたいに床が上がったり下がったりするから柱に刺せたんだろうなーと思ったけど、横回転だったか!しかもプールみたいにじゃなくてリアルに水を張ってたなんて!
自分は美術系の人間なので、芸術の最高峰の人っていう定義がピンとこず。そんなの決められるの?だから犯人に対して「たーくさんいる芸術家のうちの日本の1人を殺しただけで芸術に勝ったって、かなり井の中の蛙っぽいけど、それで『犯人は天才』設定でいいのか… ?」っていう気持ちになった。でも、だからこそ天才でも神じゃなくて結局只の人、ってことか。全てがFになるの真賀田博士ほどの圧倒的な感じや衝撃、感動はなかった。三沢さんの言ってることも、ザ・芸術家のテンプレートみたいな感じで、ちょっとそこは入り込めなかった。
十和田さんがザ・ブックってずっと言ってて若干置いてけぼり感があった。ザ・ブックっていきなり出てきて睦月さんもすんなり受け入れてた(今にして思えば数学者だから理解できたのね)けど、普通だったらこの人ずっと何言ってるんだろ???ってなるよね。ザ・ブックって名前はあんまりカッコよくないから変えた方がいいかもと思った。
でも謎解き章からラストにかけてはとっても面白かった!
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建造物のトリックは初めてですごく楽しめました。
トリックもですし、どんでん返しもですしデビュー作とは思えないぐらい面白かったです。
個人的にずっと神について言及しているのが興味深かったです。
「人間と神のゲーム」で人間は神には勝てないが、負けない方法がある。それは善行をし続けることだ。という十和田さんこ考えはすごく好きです。
善い行いを生涯続けて、死んで初めて神と対等に並べる。勝手な妄想ですが、十和田さんは死んだ後に、神に「ほらね、負けてない」とニヤッと笑いながら言ってそうです。
そのぐらい十和田さんのキャラが印象的ですし、すごく好きです。
頭がめちゃくちゃ切れて、全てを合理的に判断するが、時折人を想って行動する。
亜人の永井圭みたいです。
僕ツンデレが好きなんですよ。
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あんまり文体に力を感じなかったから、1日目まで読んだあとネタバレ探してから解決編まで飛ばしちゃった
トリックはまあすごいねって感じだったけど、
本読むのが好きなのは、文章自体に魅力を感じてるんだなと再確認できたのは良かったかな
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天才建築家によって造られた異質の館「眼球堂」、そこに招かれた各界の天才と放浪する数学者・十和田只人は恐るるべき惨劇を目の当たりにする。 あまりに奇怪な建造物、そして不可思議な遺体、異質で飾られた堂シリーズ一作目メフィスト賞作品。
やはりメフィスト賞は変でなくちゃ、とはいえどのトリックも過去の名作たちに酷似している気もする。 文章はやや冗長、登場人物に魅力無し、感想としてはトリックは面白いが物語としては非常に納得のいっていない形。 まぁそういうところ含めてメフィスト賞っぽいですよね。