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(かなりこじつけだが)今回の登場人物の名前が某バンドさん全員分の名前に似ていて、ちょっと笑える。(2002.5.28)
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まるで横溝正史の本を読んでいるがごとくばたばたと人が死んでいって、ちょっとびっくり。薬屋シリーズは謎メインなイメージが強かったからこんなに人が殺されるとは思いもよらず・・・。
ストーリーはなかなか面白くて、飽きる要素はなかったように思いました。愛媛県警の刑事二人が良かったかな〜。ただ、真鶴と高遠ってほんまちょっとしか出てきてへんし、秋はなんでわかったんやーという思いがあります。
この薬屋の三人組ってなんかいまいちビジュアル想像できなくて困る・・・。
読了日:05.8.27
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優しいだけでは、優しくあることはできない。考えるのは、自分のいる場所の、目に見えない不安定さ。綺麗に笑う秋には、この世界はどんな風に見えているのかな。
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薬屋探偵シリーズ6。
トリックがやけにややこしかったことを覚えてます。ややこしいっていうか、誘導だよね?あれは。罪になるんですか??
ちなみに電車のときのあれがあまりに突然で、私まで頭真っ白になったよ。。。
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薬屋探偵シリーズ第6巻。愛媛の雪浜家にやってきた3人+総和、直也たち。次々と殺されていく雪浜家の人々。リベザルも狙われてしまうが犯人の目的は何なのか。
死ぬ人が多くて悲しくなりました。ちょっと途中、強引に持っていった気もしないでもなかったですが。今回、また別の妖怪が何人かでてきたりもしました。
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薬屋探偵シリーズ第6弾:
真冬の雪浜家。
屋敷内の不穏な空気に、依頼を受けて訪れた、深山木秋、座木、
リベザルが見たものは?
涸井戸の出火が口火となり、雪浜家の人間に次々と襲いかかる殺意。
しかし秋には、殺意の目的が見えてこない。
村人が信じる“座敷童子伝説”は、フェイクなのか?手がかりか?
***今回は総和さんのお願いで薬屋さんの出動となりましたが
登場人物の多さには参りました。
それでも新しい妖怪仲間や、秋が珍しくすぐに名前を覚えた直哉とか、
つるちゃんや高遠まで出てくれたので、大いに楽しめました。
ミステリー初心者の私にとっては、今回のお話が
一番ミステリーっぽかったかな?
合宿と銘打って訪れた総和の親友の実家で
涸井戸の出火が口火となり連続殺人事件が発生。
それと平行して起こっている連続放火事件。
その二つの事件に座敷童子伝説が見え隠れ・・・
信じるからこそ伝説は生き続けるけれど、
それしか見えなくなってしまったら、
そこからは何が生まれるんだろう・・・
信仰に囚われた者、思いに囚われた者・・・
自由とは・・・?
なぜ人を殺してはいけないのか・・・?
予想外の結末は、切なかったです。
今回も秋の台詞がよかったです♪
「秋は前向きだね」
「後ろを向いてたって前には進めるよ」
「そういう所が前向きだ」
「表面上の体温に囚われず相手の真の体温を見抜くのが
人間関係の最終奥義だ。」
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何冊目かは忘れたけれど、シリーズもの。推理モノですが、推理が細かすぎてよくわからないことも多々ありましたが…この巻はなかなか好きでした。薬屋さん同士の絡みとか。届かないヒトを追いかける側の心理、とか。「〜信仰」とかが推理に出てきてると、なんとな〜く面白いです。興味があるから。
2006/6/14
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071215貸出。
結構怖い要素もあり。
身近にありそうだからか?
メンバーはさらに面白い。
コマがいいなあ。クールビューティっぽいな。
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高里さんには珍しく(?)「これぞミステリー!!」というトリックが大筋に描かれていたどんでん返しの見事な一冊。
読者としてはどうしても一人称で語る誰かに感情移入して読んでしまうものですが、やはりリベザルが一番近しい。そして高遠刑事はちょっと遠いかな…。
妖怪、という摩訶不思議な存在が関わることによって何でもありなようなそうでないような。一種独特のミステリー。とにかくこのシリーズは先入観ナシでリベザルの成長を見守っていくのが一番楽しいんじゃないでしょうかw
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[ 座敷童子伝説は連続放火の手掛かりなのか?]
「薬屋さん」シリーズの第6作。
四国のとある屋敷「雪浜家」に行った薬屋さんたちは、
そこで連続殺人事件に出会います。
そして座敷童子伝説に連続放火事件。
謎満載、ミステリ色満載のオカルトファンタジーです。
読了日:2005.12.10
分 類:長編
ページ:354P
値 段:940円
発行日:2001年2月発行
出版社:講談社ノベルス
評 定:★★+
●作品データ●
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主人公 :薬屋3人
語り口 :3人称
ジャンル:オカルトミステリ
対 象 :ヤングアダルト寄り
雰囲気 :ライトノベル、ミステリ色強し
ブックデザイン:熊谷 博人
カバーイラスト:斉藤 昭 (Veia)
図 版:4REAL
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●菜の花の独断と偏見による評定●
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文 章 :★★
描 写 :★+
展 開 :★★★
独自性 :★★★★
読後感 :★
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---【100字紹介】----------------------
依頼を受け、真冬の雪浜家にやって来た深山木秋、
座木、リベザル。涸井戸の出火が口火となり、
雪浜家の人間に次々と襲い掛かる殺意。
付近では連続放火が続き、
座敷童子伝説が流布されている…。
それらの繋がりとは?
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高里椎奈の「薬屋探偵」シリーズの第6作です。
シリーズの簡単な説明を。とある街の一角、まるでそこだけ時にとり残されたかのような「深山木薬店」。澄んだ美貌の少年(深山木 秋)、優しげな青年(座木)、2人を師と兄と仰ぐ男の子(リベザル)の3人が営む薬店、実は探偵事務所!?「何でも調合する」あやしげな薬屋さん。裏家業は妖怪専門のごたごた片付け屋さん。何故彼らはそんなことをするのか?妖怪が人間と平和裏に共生していくのに必要だから。実際のところ、そんな彼ら自身が妖怪なのです。
彼ら薬屋3人組とほぼ同格扱いでレギュラーになっているのが刑事の二人の刑事。頭の回転が速いが少しとっつきにくい高遠、天真爛漫で深山木秋の大ファンの御(おき)葉山。そして前作より登場している葉山の兄・御真鶴(まつる)。
作品によって、どのキャラが活躍するかが異なっているのがこのシリーズの面白いところ。つまり、シリーズにはひとりの主人公がいるわけではなく、
「主人公グループ」の中からメインが選ばれている、という感じです。
本作のメインは、薬屋3人組。特に挙げるならリベザル。それにサブメインとして高遠です。御兄弟は出てきますが、ちょっと影が薄いかも。
今回は、ミステリ色が強いです。事件自体は、本格系ですよね。それはこのシリーズの初期からの一貫した特徴ですが。ただし、証拠を集めて読者に推理して欲しい、というタイプではないように思います。ミステリなんですけど、パズルではなく、よみものなのです。
今回は既作で色々と登場してくれている高橋総��が、薬店に相談に訪れたのがきっかけとなっています。総和のサークルの友人が、実家の様子がおかしいので妖怪などの類について心配し、総和に相談してきたというのです。その種の事件を解決してくれそうな秋に話を持ってきた総和。サークルの合宿という名目で、早速その家…雪浜家にやってきた薬屋3人組。そして連続殺人事件に遭遇、と。
更にご近所は連続放火が続いていて、その件に巻き込まれて高遠と真鶴も近くまでやってきます。物語は、3人組の視点で追う「雪浜家連続殺人事件」と高遠+真鶴の「連続放火事件」の2本立てで並行して進んでいきます。果たして、これら2つの事件は繋がるのでしょうか?
それとも、やはり別件なのでしょうか…。連続放火に関しては、奇妙な「座敷童子伝説」が流布されていることも分かり、オカルトミステリのノリも忘れません。
事件はなかなか面白いと思いますし、周りで活躍するキャラたちも面白いと思います。その分、描写をもう少し丁寧で滑らかにして頂けると、もっと楽しめたのではないかと少しだけ残念。
事件の面白さと相反するかもしれませんが、連続殺人ということで後味の悪さはやはりあります。我孫子武丸氏の「メビウスの殺人」の読後感に似た、寂しさかも。これを逆にミステリの醍醐味、ととる方もいらっしゃることでしょう。こういう非日常こそがミステリに求められてきた魅力なのだ、とも
言えるかもしれません。
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「と、キング。お早う、今朝も可愛くないね」
「ギャー」
(深山木秋+キング)
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真冬の雪浜家。屋敷内の不穏な空気に、依頼を受けて訪れた、深山木秋、座木、リベザルが見たものは?涸井戸の出火が口火となり、雪浜家の人間に次々と襲いかかる殺意。しかし秋には、殺意の目的が見えてこない。村人が信じる“座敷童子伝説”は、フェイクなのか?手がかりか?心を震わす、シリーズ第6弾。
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一族皆殺…!?(ネタバレ)恐いです、恐すぎます!ホラー張りに!座木さんと葉山さんが癒しでした。
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薬屋を何回目かの再読しようシリーズ。
高遠真鶴のあたりで止まってしまい、何ヶ月か放置してしまったんですが、そこから久しぶりに一気読みで完結。
以下ネタバレ
再読のはずなのに記憶力ない私は犯人やらなんやらうろ覚えで、虎徹が死んだ時にはほんとビビりました。むしろ読まないでいた間に内容変わった!?くらいに衝撃。
楽しかったシーンが描かれるほど殺されるのは辛いですね……
後半の怒涛の
「短気が直ったじゃないか」(秋が刺されてもキレない座木に対して)
と、
直也に満面の笑みを送る秋(私も送られたい)
と、
寝起き秋(私も起こしたい)
と、
バレンタインブッキング座木(帰ってきてから揶揄される座木が想像出来て)
にひたすら胸焦がしてました。真っ黒けだよ!!!
「でも僕はこの子どもを殺させたくない」
は、『直也に』ですね。
直也が今後少しでも明るい人生を歩めるように。
秋にとってあの場で大切だったのは香乃子じゃなくて直也だから。香乃子を守りたいというより、直也を守ったのかな
と思うと胸がもうほんとじんわりくる……
次再会するのは次の巻だっけ???
とりあえず薬屋熱がまた上がったところで、次の巻の再読に移ります
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愛媛県の豪邸が舞台。
総和(イグアナ「ギャー」といつも一緒)に頼まれ、総和の友虎徹の実家(愛媛)へ行く3妖怪。なんでも虎徹の実家、なにやらぎすぎすと不穏。
謎の少女可乃子登場。しかし、井戸の中で死体で発見される。並行する放火事件。放火で死んだのは高遠の同級生。
愛媛の警察、妖怪かい?笑 妖怪は意外と身近にいるのかもしれないね 笑
リベザルも殺されそうになり、とっさに原型に。なので、リベザルはほとんど原型ですごす。ブラシ、タワシ。かわいいんだろうなぁ・・
可乃子は何もせず、一族を死に追いやった。
何故、人を殺してはいけないのか。わかりやすい話だったな。