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ブクログがつながっていなかったので、今年初の投稿になるが、なんと9冊め。かなり良いペース。
親鸞がジョー・ストラマーに思えた。浄土宗はブルースで、浄土真宗はパンクだ。
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仏教を通して、自分自身そして社会と向き合うことでなぜ生きることは苦しいのか?救われる道は?を問い続ける主人公、親鸞の物語。
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うちも浄土真宗だから親鸞には馴染みがあるなー、と思って読んだ本。
あとはO木医師のおすすめもあり。
あとは京都一人旅の道中に買った思い出もあり。
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実家が浄土真宗なので読んでみようかと手に取った一冊。どれだけありがたい教えが述べられているかと思いきや、アクション満載の面白い歴史小説風になっている。上巻は、親鸞の青年時代までの物語。修行僧時代の記録などほとんど無いだろうから、おそらくは、ほとんど著者の創造であろう。80歳になんなんとする年齢で、よくここまで面白くかけるものだと思う。
続きも思ったより楽しく読めそうだ。
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意外にエンターテインメント性たっぷりで、面白く読めた。
想像していた感じではなかったけれど、よかった。
「浄土真宗」確立から晩年までの続編もあったらいいなぁ。
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親鸞の幼少期から青年期まで。
まだまだ話は盛り上がりの途中、今後の展開がどうなるか気になるところ。
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なんとなく気になって読んだ。
宗教云々はよく分からないけど、読みやすくて面白い。
蛸のごとく吸って飲み込んでしまったとこがやたらとリアルに感じてしまって気持ちが悪いような寒気がするような、なんともいえない気分。思い出してもウッとくる。
下巻読み中。
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宗教小説でなく、歴史小説として読める。上下巻。
親鸞が誕生する(親鸞は、俗名に始まり、法名も4度変えている)までの「創世篇」と言える(「創世篇」とは名付けられていないが。そして「激動篇」へと続いていく)。
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五木寛之氏の本は最近は随筆しか読んでいなかった。久しぶりの小説。五木氏らしい、いかにも物語風になっている。登場人物が皆、不思議な力を持っているのもそのひとつ。少し現実離れしているため、親鸞の生き方が十分描かれているのか疑問も湧く。しかし、親鸞について私達よりもずっと詳しい五木氏のこと、親鸞を描くにはそのような不可思議な力の働きが必要なのかもしれない。
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表紙のイメージから、もっと難しく取っ付きにくいかと思い込んで読んでみたら、意外とエンタメが入っていて、まだ上巻ですがワクワク面白いです。親鸞がまだ8歳のタダノリ(忠範)と呼ばれていた頃から比叡山へ上がり範宴という名で修行に打ち込む日々までの過程に、随分キャラの立った面々が加わって飽きません。ここではそれ程深く後白河法皇について描かれませんが、大変興味深い法皇様ですね。
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すっかり活劇になっていて笑った。本当の悟りを求め迷いさまよう親鸞。その命を狙う黒面法師。ピンチの時に風のように現れるツブテの弥七。まさにクエスト・オブ・アバター。話がRPGちっくで楽しい。しかし比叡入山から越後流刑までの流れは判りやすくて勉強にはなった。
この本ですっかり悪役になっていた法然の弟子の安楽房、この人ゆかりの寺が哲学の道沿いの安楽寺で、法然院のすぐ傍にある。紅葉が綺麗。ここを訪れた時に和尚の法話を聞いたのだが、この安楽房の辞世の句がダサ過ぎてこけた。「今はただ 云う言の葉も なかりけり 南無阿弥陀仏の み名のほかには」
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五木寛之が 小説をかくのをやめ 仏教大学にはいった
というのは,実に新鮮だった。
そして また物語をつむぎだした。
なぜ、五木寛之が 仏教に行ったのかを
理解する上で、『親鸞』という作品を書いたのは
重要な意味があると思い 読み始めた。
忠範という少年の物語から始まって、
若くして 決然と方向性を決める少年に
清々しさを 感じたのであるが。
慈円より 範宴という 名前をいただき
9歳から 修業を始め、12歳で 比叡山で修業を始める。
どんな荒行をしても 人間の煩悩を消すことをできない。
玉虫という女性に会うことで
生々しい感覚を 自分の中に しまい込む。
10年後に 玉虫が 大きな変化をしていることに
範宴の 人柄の感染として存在する。
紫野が 登場したが 下巻で絡み合うのだろうか。
範宴は 比叡山の最澄の仏教よりも
聖徳太子に 魅かれていく様が 実に面白い。
そして、その頃のはやりである 法然の持つ魅力に圧倒される。
救済とは 階級制ではなく すべてのものに 平等である
という 考え方は 宗教のあり方として 重要。
聖として 無戒 をうけて 市井での悟りを開くのだろうか。
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忠範の頃から比叡山に入って範宴となり、比叡山を出ると決意するまで。
難しい本なのかと思ったら、すごく読みやすいし面白いし、登場人物の魅力がすごくある!
下巻も楽しみ。
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僧も生きていくための単なる職業で、多くは財や権力を求めていたのだろうと思う。そんな中で、親鸞はそこから飛び出し仏とは何かと心に問いかけ続けていた。真に苦しむ者に寄り添ってこそ仏なのではないかと思う。親鸞自身決して恵まれた境遇で育ってきていなかったことが彼を作り上げる一つの要因だったのではないかと思う。人間は良い心だけを持っているわけではなく、常に悪い心と戦いながら一生を終えるのだろう。
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五木寛之さんの小説は大河の一滴に共感できず、それ以来読まずにいた。でもこの小説は痛快に面白く、止まらない。続、親鸞も読みたい。