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謎の組織「梟の法廷」は1世紀以上にわたってゴッサムシティを支配していた。
彼らの影響力は無限大であり、阻止することは不可能だった―バットマンと戦うまでは…。
バットマンは満身創痍になりながらも、「梟の法廷」の魔の手から逃れ、新たな強敵との戦いに勝利した。だが、梟の法廷の目的はバットマンを征服することではなく、ゴッサムシティを再び支配することだった。梟の法廷は、不死の暗殺者タロンを解き放った。
バットマンと仲間たちは、生き残りをかけて史上最強の敵と死闘を繰り広げることになるのだが……。
バットマン史上最大級の闘いがいま始まる!
スコット・スナイダー作の「バットマン・梟の法廷」の続編は、ゴッサムシティを影から操り、ブルース・ウェインの両親の殺害の関与の疑いもある梟の法廷の正体が明らかになるクロスオーバー・ミステリー作品です。
冒頭から、梟の法廷が放った歴代のタロンがバットケイブにまで侵入し、ブルース・ウェインが戦争用に開発したアーマーをバットマンが着用しての壮絶な激闘があり、梟の法廷がゴッサムシティを支配するために重要人物の暗殺を企む計画も阻止し、ある写真から梟の法廷の黒幕を暴く展開が、バットマンの隠れた過去を絡めた極上のミステリー作品で、「バットマン・ハッシュ」「バットマン・ロング・ハロウィーン」に匹敵するミステリー大作です。