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姉妹書の古代世界の方と共通するが、あくまでサイエンティストとして合理的に考察して各事象を解説しており、過去の説にはこだわっていない点が良質だ。
特に古墳に関する考察は納得のいくものだ。考古学者の反応が期待されるが…
読了90分
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三内丸山遺跡─縄文時代の最新技術:東アジア各地の古代人・科学を技術に応用 土器の発明=最先端のハイテク材料 正確な穿孔技術 研磨材がカギ 前方後円墳:世界三大陵墓・大仙陵古墳 古墳時代・10基超築造 巨大な墳→貯水による地域の水田灌漑 コメの増産 夏目漱石とボーアの専門家論 五重塔─揺れる「心柱」の秘密:心柱は大黒柱 耐震・耐風構造 たがいちがいに波をうつ 日本古来の木材加工:技術─適「材」適「所」、適「具」 木の文明 「呼吸する」古代瓦 法隆寺の和釘と日本刀の秘密:たたらを踏む 「奈良の大仏」建立の謎
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超、とか、古代、とかのタイトルが、一瞬『ムー』系の話か? と思わせるけれど、そんなことはない、過去の日本にあった優れた技術を解説する本だった。
建築における古い技術のことは、それなりに知ってはいるつもりだったが、それを建築という視点ではなく、技術という視点でみているのが楽しい。