紙の本
変わらない日本
2024/03/20 17:23
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投稿者:みらい - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の脱原発論、国防論などを読んで、改めてこの本を読むと、何も変わっていないと愕然とします。総括して、再発防止をしない日本。
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小林よしのり氏の「コロナ論」は3年程前に読んだが、その後続編が出て全部で5巻にもなった。
続編を読む気はなかったが、総集編みたいなのが出ていたので手に取った。
相変わらず好き嫌いと想像での物言いなので、信用に値しない。
・マスクはコロナ感染防止の効果はほとんどない。(マスクが嫌い)
・コロナそのものよりも、コロナワクチンの方が怖い。(ワクチンが嫌い)
「ワクチンを打って、きちんとマスクをするのが正しい」と決めつけ強制してくる世間の風潮が嫌いなんだろう。
まあ、気持ちは分かる。
もし自分(小林氏)の意見が誤っているというなら、科学的に間違いを指摘してみろ、という姿勢で開き直る。
(自分と意見の違う)専門家の言うことは信用していないと断言し、あら捜しばかりしているので当然聞く耳は持っていない。
コロナが流行り始めた当初は、習近平の来日が予定されていたので、中国からの観光客を入国禁止にしなかったのがコロナ対策の最大の失敗と言っていた。
これも単に小林氏が中国嫌いなだけのように聞こえる。
子供がコロナに強いことがわかると、おかしな規制はやめて集団免疫を作る政策に転化し経済活動を再開せよと言い出す。
さらに、海外と比べて日本の感染者が少ないのは、日本には以前から何度もコロナは入ってきており既に免疫ができていたからと言い出す。
その時々の思い付きを話題にしているようで、しばしば主張に首尾一貫性のなさが顔を出す。
(何度も打たされた)ワクチンに関しては、私も本当に有効だったのか疑問がある。
どの国でもワクチン接種に関わらず、何度も感染爆発を繰り返しているからだ。
mRNAコロナワクチンは安全性の担保が不十分なのに承認されたので、やばかったかもと不安が残る。
コロナワクチンを打ったことが死亡原因ではないかという例も多いように感じているからだ。
だが、それがコロナワクチンのせいだと証明することは難しいから結論は出さないのだろう。
あと、小林氏はマスコミのコロナ報道の酷さにも多く触れているが、これには同感する。
国家権力ににらまれて報道の自由が失われているのは、日本の世界報道自由度ランキングの低さに現れている。
クレーム回避と視聴率アップが大切なのはわかるけど、もう少し踏み込んだ意見が欲しいと常々感じている。
小林よしのり氏のゴーマンな考え方は嫌いだし、信用もしていないが、コロナ論に関しては7割ほど共感できる。
コロナワクチンを政治利用に用いる悪知恵は酷いものだった。
ワクチン3回接種で旅行先での金銭クーポンばら撒き作戦。これは3回打ってしまったから利用したけど、、
コロナに関しては、どう対応するのが適切だったか、本当のところはよく分からないまま終わってしまいそうだ。