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地熱発電に関する法律が日本にない
インドネシアにはある
国立公園エリアを掘らないとコスト増大
日本贔屓イギリス人、東北大教授を巻き込み地熱発電の重要性を広める
原子力と火力を推す現総理
闇将軍、地下アイドルを利用して協力を仰ぐ
京大卒技術者達は地下5000m掘る機械を開発
数値は安定して
命が残りわずかな闇将軍の床に呼ばれる
地熱発電は、お前に任せた
総理大臣をスキャンダルに追い込むまねをしたのはお前か?
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これからのベースロード電源には、地熱発電だと思っていましたが、規制が強いのがよく分かりました。今後普及すれば良いのですが。
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真山仁作品という事で読んだ。
脱炭素、脱原発=地熱発電という図式なのだが、政治や財界との調整、策謀が今ひとつすっきりしなかった。
開発者や地熱発電支持者の図式も分かりにくかった。
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脱原発で、風力発電や太陽光発電などは知っていたが、地熱発電は初耳に近かった。
この本で知ることになったので、今後関心を持つことが出来る。
ただ、小説としてはいつもの政治的な駆け引きから抜け出せず、あまり目新しいストーリーとはいかず。
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地熱発電開発をめぐる関係者の奮闘を描いた作品。目指す先は高邁で共感出来る。しかし、政界の裏工作やSNSを使ったフェイクニュースの利用などなりふり構わない工作がすっきりせず、作品の価値を落としていると思う。それにしてもカーボン・ニュートラルに対する日本の動きが鈍すぎて未来が心配。『マグマ』の後継作らしいが、読んだような気はするものの時間が経ちすぎて記憶がない。
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前提条件や国際情勢がほぼ現実世界と同じ。ということはこんなことが実際にも起きているのか?むしろ起きていないと日本ヤバいんじゃないかと思うほどのリアリティ。
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普段あるのが当たり前と思っている電力の現場が、よくわかって面白かった。2022年度の日本の発電の割合は、化石燃料による火力発電が70%以上。次いで太陽光(9.2%)、水力(7.6%)、原発(5.6%)、バイオマス(3.7%)、風力(0.9%)、地熱(0.3%)という順で構成らしい。石油や原子力に頼れなくなって、再生可能エネルギーとして、火山大国の日本で、どうして地熱がこれほど小さい割合なのか?実際アイルランドやインドネシアは、ここ何年かで地熱発電技術を大きく発展させたらしい。この小説の様な政治家が活躍してくれる事を私も望みます。
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エネルギーも食料も。日本の安全保障は…。喉元過ぎれば熱さを忘れるで危機感なし。景気が持ち直してきている今こそ、何とかしないといけないのに浮かれてばかり。「日本人は、生きるために自ら闘おうとしない。『お上』にまかせておけば、どうにかなると思っている」でも地震国で地熱発電大丈夫なのか?
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時々著者が、ニュース情報番組に出演されている姿を拝見。先日図書館でこの本を見つけ、読んでみました。
東日本大震災の原発事故が大きな問題となり、やっと私たち国民も電力供給問題に対して、「いかに私たちが人ごととして捉えていたか」を思い知りました。
しかし、脱原発で火力での発電に頼ることも脱炭素問題が叫ばれ、代替えのエネルギー開発が進んでいないというのが、現状ではないでしょうか。
この小説はそんな中、「地熱発電」を取り上げ、発電開発、供給に永田町や経済界が自分達の利権を得るため、裏で熾烈な駆け引きをする様がありありとまさに現実で起こっているかのように描かれていました。
私はこういう問題に疎いので、どこまでがフィクションかわからないほどのリアルさが、問題の重大さを思い知りました。
たまにはこういう硬派の小説も、頭を活性化させる気がします。