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連続20回以上自慰行為して死亡した少年がいるらしい←テクノブレイク
女性には限界が無いのだろう‥‥生々しい。
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人間って、進化しているようで、いつまでたっても全然孤独で全然寂しくて、めちゃくちゃ暇でどうしようもないことばっかり考える。そんなどうしようもない部分にいろんなシチュエーションで光を当てた。短編小説集。
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全五篇の短編集。ストロングゼロ、デバッガー、コンスキエンティア、アンソーシャルディスタンス、テクノブレイク。
タイトルからして、時代を、今を、反映した五篇。舞台設定のリアルさよ。
いつからかのボタンのかけ違いで何かがズレ始める。そして流されるように進んでいく。全編多種多様の息苦しさを感じる。締めの少しのゆるさが多少の希望といえばそうかもしれない。
息苦しさ、虚無感、絶望感。舞台設定はリアリティそのもの。だがなんだか一枚薄皮が掛かっている。逆にリアリティが強過ぎるせいなのかもしれない。
なににどれだけ絶望しようと、どれだけ足掻こうが足掻かまいが、どうであろうと明日は来る。来てしまう。良くも悪くも…そんな事を思った。
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コロナ禍における非日常にある日常。生きづらい閉塞感を抱えた登場人物たちが描かれる。氏のお得意の作風と個人的に出てくる人達がビッチであるのは、見ていて痛々しくもあり、清々しくも写った。とりわけ第一話のストロングゼロは気持ち良いくらいにストロングゼロを摂取して、プルタブを開ける音、飲み干した空き缶の音が溜まっていき、共鳴し合う様まで聴こえてくる。あいも変わらず罵詈雑言、ビッチ100%の吐露に心地よい共感を感じ、ディストピアに生きる純粋な愛の物語を味わった。5つの話どれも好きだ。
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くらった!短編集だけどどの話もずっしりカロリー高め!でもサクサク読める。もう一度落ち着いて読んでから感想かく
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朝井リョウ氏のあとがきに「面白かった、感動した等という感想ではなく、ただただすごいものが通り過ぎていった、そう思わせてくれる」とあって、なんて言い得て妙なんだ、と感心してしまった。
5編の短編はいずれも主人公が何かに中毒のようにハマっていく。精神が崩壊して依存するのか、依存し始めたゆえに精神が崩壊するのか。
その狂気と彼女たちの絶叫が聞こえてくるかのような臨場感に、それこそ、ただただすごいものを読んだ、という気がする。
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朝井リョウみたいな鋭さがあるな、と思ったら解説を朝井リョウが書いてくれてて嬉しかった。どれも共感できるライフスタイルでは無いけれど、説得力がある。そうなるのは避けられなかったな、と思わせられる。
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頭を使わず人のゴシップを楽しむような感覚で読める本。なんとも希望のない未来の見せる終わり方が記憶に残った。
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読売新聞の書評を読んで購入。恥ずかしながら初めての金原ひとみ。
心を病んだ恋人との生活に耐えきれず、高アルコール飲料に依存する女性・・・
十歳年下の彼氏の肌の若さに当てられ、整形沼へ走る女性・・・
夫から逃げだしたのに、今度は不倫相手に振り回される女性・・・
生き甲斐だった推しのライブが中止になり、彼氏と豪遊の心中旅行に繰り出す女性・・・
恋人と会えない孤独の日々の中、性欲と激辛欲が荒ぶる女性・・・
コロナ禍の女性を描く5つの短編が納められています。
かなり抉られる感覚の5編ですが・・・イマイチ夢中になれませんでした。私がオジサンだから??(^_^;)
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各話の女性たちとわたしの共通点は少ないのに、各話で何かしら共感を覚えて少し泣いた。生きたさも死にたさもゆるっと受け止める、という絶望めいた表現が刺さった。
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コロナ禍で生活様式が一変し、今までと同じように人と距離感を保てなくなるとそこには独特の寂しさややるせ無さ、怒り、嘆きが自然と発生する。この作品はアルコール中毒、整形依存、男依存、心中など、当事者からの強烈なな悲鳴が聞こえてくる。綺麗事一切なしの書きっぷりに魅了されるとともに、死生や性を余す事なく表現する著者の感性に何度揺さぶられたか分からない。5篇の短編小説を通して見えてくるものは、圧倒的なリアリティだと思いました。
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【購入動機】
故・山本文緒さんの最期のエッセイで「アンソーシャルディスタンスを読んだ。死ぬことを忘れるくらい面白かった」とあり、文庫化された際にはぜったいに買おうと思って購入。
【ざっくり概要】
なんらかの要因で退廃的な生活を送る女性たちを描いた短編集。
【よかった点】
一作目の『ストロング・ゼロ』という作品がめちゃくちゃよかった。主人公がどんどん追い詰められていく展開にはハラハラしたし、オチもめちゃくちゃ皮肉が効いていて、主人公的にはどん底の状態に陥るわけだけど、読み手としてはなぜか爽快感あった。
あと金原ひとみさんの文章はやや読みにくくて苦手だったが、本作についてはすっきりとした文体と書かれていて◯。
【イマイチな点】
浮気や不倫、ちょっとハードな性行などなど、金原ひとみさんの作品に登場する女性は性におおらかな人物が多く、それ自体はべつに悪いことではないのだけど、同じタイプの登場人物が多かったかなという印象。もうすこし登場人物のバリエーションがあるとよかったかなと思った。
【どんな人にオススメできるか】
純文学好きで、登場人物たちの退廃的な雰囲気の作品が好きな人。
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全編通して、とてもしんどかった。確実にこういう話はありえるからこそすごくズーンとくる作品だった。ただ、それぞれ必死に生きているのも痛いほどよくわかるし心情の表現が好みで読んでよかったと思う。表題ともなったアンソーシャルディスタンスが個人的に好きだった。
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初めて金原ひとみを読む。
山本文緒が「死ぬことを忘れるくらい面白い」と言っていたが納得でしかない。
死ぬほど面白かった。
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これはイカれてる。
メンヘラ女子の転落ぶりが章が進むごとに加速していく。
怖いもの見たさ的に読んでしまうが、結局なんだったんだろうかという読了感。