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<目次>
第1章 井伊直弼~植民地化から救った英雄か?
第2章 吉田松陰~長州藩の帰趨を左右した対外思想
第3章 マシュー・ペリー~日本開国というレガシーを求めて
第4章 徳川慶喜~真の姿が見えにくい「強情公」
第5章 平岡円四郎~慶喜の政治活動を支えた周旋家
第6章 島津久光~政治の舞台を京都に移した剛腕政治家
第7章 渋沢栄一~農民から幕臣、そしてパリへ
第8章 松平容保~京都守護職の苦悩と元治期の政局
第9章 佐久間象山~暗殺の真相と元治元年夏の流言
第10章 坂本龍馬~活躍の裏には”薩摩藩士”としての身分があった!?
第11章 五代友厚~幕府を出し抜いたパリ万博への権謀術数
<内容>
幕末史の専門家。選ばれた人物に見慣れない”平岡円四郎”がいるが、薩摩藩の島津久光を中心に(おそらくここが専門)、徳川慶喜、五代友厚あたりを詳しく述べている。坂本龍馬は”薩摩藩士”の視点から、渋沢栄一にも高い評価を与えている。従来の学説と少し違うが、幕末を愛でるなら面白いかも?