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短編集です。
特に好きだったのは「湖の記憶」。 SFがスパイス的に入っています。
短編映画にしたらすっごくステキだろうなぁ、と勝手に想像しました。
あと絵柄がハマってる、と思えたのが「箱庭」。
この短編集の中では万人ウケするいわゆる"安牌"ですが、婿と義父という微妙な関係を描いていて、テーマが面白い。
あとカラーで見たかったと思えるのが「ジェラテリーアとカラビニエーリ」。
ジェラート食べたくなりました。
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これも借りて読んだやつ。いつか買う。
どの話もやはり素敵で、友人が言うようにオノさんは短編がうまいと思う。
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短編集ですが
あまり1本1本に短さを感じません。
それほど味があります。
特に『長靴』『湖の記憶』『煙』が好きです
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空気を描ける漫画家
シンプルな線だが、繊細な心の機微をつかんだ表情に目がとまる。
人物関係の巧さはいうまでもない。
短編集全てが繋がるキースとヴァルの台詞には良質な推理小説並の
痛快さを感じた。
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「おもしろかったけど。」
オノナツメの漫画はその印象になってしまう。
「けど」の後に何が続くのか。「なんだか物足りない」です。
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2010.5.28
友達が貸してくれた。
全然知らなかったけど、心温まった!
オノさんの他のも読みたい。
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『箱庭』『煙』『パートナー』が好き。
日常に漂う微かな哀愁とぬくもり。
箱庭の舅と婿かわいいなあ!
ヴァルの外見はカッパーズより老けてる気が笑
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オノナツメが描く頑固な人たちはなんだか暖かい。
ありそうでない家族の愛情が胸にきますね。
この短編集の中では「湖の記憶」が私の好きなオノナツメっぽさだな。
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男の絆がテーマの短篇集。
会話のない父子や信頼し合えない相棒などなど、不器用な男たちが
すれ違いぶつかり合い、最後に少しだけ分かり合うまでが
独特のお洒落タッチで静かにゆっくりと描かれます。
キャラクターの表情がいちいち絶妙で、するっと感情移入できました。
「箱庭」が特に好き。
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どんどん読み進めてしまう。
男性を描いていく方なんでしょうか。
特に、父と息子の関係性を表現していくことに長けているように感じます。
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他の作品より教訓的な話な気がする
それでもオノさんのレンズが切り取る世界は洒落ていて、
ちゃんと魅せてくれる
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なんかオノさんの作品って洒落てるよねー。
アメリカ人のお婿さんと義父さんの話とアイスの話好きー☆
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不器用な人間の垣間見せる優しさを美化して描く物語が多い中で、オノナツメさんの描く不器用な人は決して美しくないのが素敵。
実際、不器用であることは美しくもないし、苦しみもある。実際、現実では不器用な人は煙たがられたり、厄介者扱いされたりする。
そういう汚い一面も余すところなく描いてこそ、不器用な人間は映えると思う。
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箱庭が一番好きかも。
父とアメリカ人の婿のゆったりとした歩み寄りにほっこり。
その次の警察官の話でププッと来た。
取っつきにくいなんて言っていた上司の何年越しかの仕返しが、なんとも可愛らしい。
オノさんは働く男の人の、威厳を失わせず可愛らしく書ける数少ない作家さんですね。
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オノ・ナツメさんの短編集。
父と子、兄弟、同僚、上司と部下など男同士の関係を描いた6編。
「箱庭」が一番きれいにまとまっていたな~。
娘がアメリカ人男性と結婚した父の話。嫌いじゃないけど優しくもできない…という不器用な人だけど箱庭づくりが趣味というところからも繊細さがうかがわれる。婿さんも一生懸命でかわいい人だった。
「湖の記憶」は個人的には一番好きな話だけど、ちょっと後半説明がちになってしまっていたのが残念。前後編くらいでじっくり描くくらいがちょうどよさそうな内容。でもあえて1話で終わらせるからこういう読後感にできたのかな、という気もする。