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全編を通して一般論ではなく、多くは著者の体験をベースにした語り口で、読み進めやすくわかりやすかった。
誹謗中傷する(してしまう)人の気持ちは全く理解できなかったもので、その心理を少し理解することができて勉強になった。
SNSの誹謗中傷を中心とした解説だったが、暴力的な平和主義者や差別的なフェミニスト等も、同じような仕組みで発生しているのかもしれないと感じる。いずれも今まではただのバカとしか見ていなかったが、彼らには彼らなりに理由がある、という認識ができるようになったのは大きい。 物事の捉え方に、ひとつ余裕が増えた。著者に感謝。
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元国家公務員、少年院法務教官の経歴で現在はVTuberとして活動。まるで語りかけるかのように書かれていて読みやすい。
自分に自身が持てない、悩みを解決したい、壁にぶち当たっているマイナスな感情の人に特にオススメ。
かと言って自己啓発本のような偉そうに書かれていない。
本の題名センスもよい。著者自身の経験や嫌な出来事が書かれてある。
著者の体験談を読むと
生まれや育った環境の違いはあれど
「これで良い」と納得できた。
自分に自身が持てない人、周りに振り回されている人、SNSに敏感に反応してしまう人、大勢の人にオススメ。
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良い意味でテキトーにやろうよって感じ、とても共感。ちょうど今日、理不尽クレーマーに当たってイライラムカムカしてたところ。著者がそういうのは気にしないでいいって書き切ってくださってて「そうそう、そうだよね!!」ってスカッとできたし、まだまだテキトーになりきれてないわって再確認できた。
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適当って「ある条件・目的・要求などに、うまくあてはまること。」「程度などが、ほどよいこと。」の意味もあるのに、ネガティブに受け取られがちなんだよな。
反出生主義って言葉を初めて知った。凝集性も。
迷惑系や私人逮捕、暴露系がいることは知ってるけど具体的な名前は数人しか知らないし、自警団系YouTuberって名前を初めて聞いたし、そういうことがあったんだ~へ~ってなりました。
私よりネットにどっぷりな人などの視界の偏りというものを感じられた気がする。
それはそうという話にこう受け取る人もいるかもしれないという注意が入るのが興味深い。
かなえ先生の本だけど、中の人の視点で書いてるのおもろかった。